LR-Dialog
線形フィットダイアログは、データを線形にフィットさせることが出来ます。
y = β0 + β1x
Β00 は直線の切片、β1 は直線の傾きです。
Originの線形フィットダイアログボックスは、アクティブなワークシートまたはグラフから開けます。メインメニューから以下のように選択します。
関連情報:
分析結果の再計算の設定を変更します。
詳細情報は、 分析結果の再計算をご覧下さい。
このオプションは入力データセットが複数ある場合のみ利用できます。
入力XYデータ範囲を指定
X
Y
エラー
行
詳細情報は、 入力データの指定をご覧下さい。
重み付けの値としてエラーバーを使用します。指定したエラー列が選択されている場合のみ利用できます。
詳細は、重み付けフィットを参照してください。
指定した値に切片をl固定します。
切片の値を指定します。
指定した値に勾配をl固定します。
勾配の値を指定します。
重み付けのあるフィットの場合に利用できます。このチェックボックスはフィット処理で出力されるパラメータの誤差だけに影響し、フィット処理やデータには影響しません。デフォルトでチェックされ、共分散行列はで計算できます。そうでない場合、です。
チェックがついている場合、補正カイ二乗を使って誤差分散を推定して、パラメータの標準誤差を算出します。また、誤差分散が1の場合は、パラメータ標準エラーは算出されません。
このオプションはデフォルトでチェックが入っていて、パラメータの標準誤差と他のソフトウェアで比較できる関連結果を保存するようになっています。機械的重み付けでデータをフィットする場合は、パラメータの標準誤差が重みに影響するため、このオプションのチェックを外すことが推奨されています。
現在の軸スケールでの見かけの値を使ってフィットを行います。例えば、指数関数的に減衰するデータを対数スケールでプロットした場合にこのチェックを付けると、直線でフィットさせることができます。このチェックボックスにチェックを付け、データにそれに関連する誤差値がある場合、Originは正または負の誤差のうち大きい方を重みとして使用します。
カスタム重みの値を設定します。カスタム値で置き換えを選択すると、このオプションを使うことができます。
図上値によるフィットは軸タイプを線形からLag10などに変更したグラフウィンドウをアクティブにしてフィットを実行した時に便利です。このオプションにチェックを付けた場合、まず軸のタイプに従って生データを新しいデータ空間に変換し、変換されたデータに対してフィッティングを実行します。そうでなければどの軸タイプを使っているかに関わらず、Originは常に生データを直接フィットします。図上値によるフィットは生のワークシートデータに対して直接フィットを実行する場合と同等です。すべての残差解析は図上値によるフィットでも利用できます。外れ値の識別は図上値によるフィットでもサポートされています。
値
標準誤差
LCL
UCL
曲線の信頼水準(%)
t値
prob>|t|
CI 半幅
詳細については、パラメータをご覧下さい。
ポイント数
自由度
自由度あたりのカイ二乗
R値
残差平方和
ピアソンのr
R二乗(COD)
補正R二乗
Root MSE(SD)
残差ノルム
詳細については、統計をご覧下さい。
フィット概要テーブルを出力します。このテーブルは、各曲線 (依存データ) の行ごとにフィットパラメータを整理します。
分散分析表を出力するかどうか指定します。
詳細は、ANOVA表を参照してください。
特定のモデルの妥当性を測定するために使用した複製データの適合度検定結果の出力
詳細は、適合度検定表を参照してください。
共分散行列を出力するか指定します。
詳細情報は、共分散および相関行列を確認してください。
相関行列を出力するか指定します。
外れ値のリストの出力
フィット曲線のY=0での切片
計算手法を選択して残差を出力します。詳細情報は、 グラフィカルな残差分析をご覧下さい。
通常の残差を出力
正規化した残差を出力
スチューデント化(内部)した残差を出力
スチューデント化(外部)した残差を出力
結果表
グラフを縦列に配置します。
グラフ中に同じ形式のプロットを配列
1つのグラフに残差プロットを配置
このドロップダウンリストは、複数のデータセットが入力されている場合にのみ有効です。フィット結果のワークシートの配置方法を指定します。
レポート表の出力場所を指定します。
フィット値を出力するワークブックとワークシートを指定します。
特定X/Yの検索テーブルの出力先を指定します。このブランチは、 YからXを検索チェックボックスまたはXからYを検索チェックボックスのどちらかが選択されている場合のみ利用できます。
レポートワークシートに出力する項目を指定します。
選択されていると、フィット曲線がレポートテーブルに追加されます。
このオプションは入力データセットがグラフの場合のみ利用できます。元のグラフにフィットした曲線を追加するかどうかを指定します。
元のグラフの凡例を更新するかどうかを指定します。
ソースグラフの色設定を複数のフィット曲線を表示する際に使用するか指定します。
フィット曲線のX値を生成する方法を指定します。
これにチェックを入れると、信頼帯が2つの線とその間の塗りつぶし部分としてフィット曲線に追加されます。作図の詳細ダイアログのグラフの線タブで推定帯の塗りつぶしに関する設定を編集できます。
詳細情報は、信頼帯と推定帯を確認してください。
これにチェックを入れると、推定帯が2つの線とその間の塗りつぶし部分としてフィット曲線に追加されます。作図の詳細ダイアログのグラフの線タブで推定帯の塗りつぶしに関する設定を編集できます。
信頼帯と予測帯の信頼水準を入力します。
このチェックボックスをチェックすると、指定した信頼水準に基づいて信頼楕円をフィット曲線プロットに追加します。
詳細は、信頼楕円を参照してください。
XからYを検索テーブルは、与えられた独立変数Xの値から対応する従属変数Yの値を取得します。YからXを検索テーブルは、与えられた従属変数Yから対応する独立変数Xの値を取得します。
詳細は、X/YからY/Xを検索 – 標準曲線をご覧下さい。
YからXを検索テーブルを生成します。
XからYを検索テーブルを生成します。
Note: 図上値によるフィットを使用する場合、「XからYを検索」と「XからYを検索」のテーブルは変換されたスケールで値を探します。
この項目を使用して残差プロットを編集します。詳細情報は、 グラフィカルな残差分析をご覧下さい。
この項目を使用して残差プロットを編集します。
選択した残差の種類によって、6つの残差プロットを出力することができます。