時系列ピボット

Origin 2024以降、日時列に基づいて (統計の) データ要約を視覚化するピボットテーブルを作成する時系列ピボットツールがサポートされています。

ワークブックウィンドウをアクティブにしてこのツールを開くには、

  • データ整形:時系列ピボットメニューを選択します。

または

  • コマンドウィンドウまたはスクリプトウィンドウでwtspivot -d;を実行します。

これでXファンクションのWtspivotが開きます。

Time Series Pivot 01.png


ダイアログオプション

再計算 再計算モードを指定します。
  • なし
  • 自動
  • 手動
ソース時間 ピボットテーブルの時間ソースとして使用される範囲を指定します。
ソースデータ 集計するデータ値の範囲を指定します。
行のタイムバケット ピボットテーブルの最初の列に表示されるタイムバケットを決定します。

オプション:

  • 四半期
  • 年間の週
  • 年間の日
  • 月の日
  • 平日
  • 日の時間
  • 一日の30分
  • 一日の15分
列の期間 ピボットテーブルの列ラベル行に表示される期間を決定します。

オプション:

  • なし
  • 四半期
  • 年間の週
  • 年間の日
  • 月の日
  • 平日
  • 日の時間
  • 一日の30分
  • 一日の15分
第二の列の期間 ピボットテーブルの列ラベル行に表示される2番目の期間を決定します。

オプション:

  • なし
  • 四半期
  • 年間の週
  • 年間の日
  • 月の日
  • 平日
  • 日の時間
  • 一日の30分
  • 一日の15分
列を範囲に限定 このチェックボックスにチェックを付けると、出力の日付と時刻列が入力の日付と時刻の範囲に制限されます。チェックを付けない場合、出力の日付と時刻列は、指定した期間の終了日に丸められます。
空白時ゼロを表示 ピボットテーブルの欠損値をゼロとして表示するかどうかを指定します。
集計方法 ソースデータの要約方法を指定します。

オプション:

カウント 各行/列ペアのカウントを出力します。
合計 各行/列のペアの合計を出力します。
平均 各行/列ペアの平均を出力します。
最小 各行/列ペアの最小値を出力します。
最大 各行/列ペアの最大値を出力します。
中央値 各行/列ペアの中央値を出力します。
SD 各行/列ペアの標準偏差を出力します。
SE 各行/列ペアの標準誤差を出力します。
RMS 各行/列ペアの二乗平均平方根を出力します。
信頼区間 各行/列ペアの母集団平均の信頼区間を出力します(正規分布を使用)。
範囲 (最大 - 最小) 各行/列ペアの最大値と最小値の範囲を出力します。
サブグループの最初 各行/列ペアの最初の値を出力します。
サブグループの最後 各行/列ペアの最後の値を出力します。
カスタム このオプションを選択すると、下のカスタム編集ボックスで独自の要約メソッドを定義できます。
カスタム 集計方法カスタムに設定されている場合のみ利用できます。編集ボックスで集計方法を指定します。編集ボックスの横にある三角形のボタンをクリックすると、頻繁に使用する統計量が表示されます。それらを組み合わせて集計方法を自身で構築することができます。
結果テーブルの出力先 結果テーブルを出力する場所を指定します。