Insert-Image
画像がイメージウィンドウ内にあるかOriginの外部にあるかに関係なく、画像をグラフウィンドウに挿入できます。また、Originの外部の画像をコピーしてグラフウィンドウに貼り付けるか、グラフページをOriginの内部の画像としてコピーして他のグラフウィンドウに貼り付けることができます。
このときデフォルトでは、イメージオブジェクトとして画像は挿入されます。これは後からレイヤ背景に変換することができます。
画像の挿入について知っておくべきこと
切り取り vs 切り出し
画像のROIについての詳細は、このページを参照してください。
別のイメージウィンドウでできることの詳細は、下のセクションを参照してください。
SVGの挿入
Scalable Vector Graphics (SVG) は幅広く使われているベクター形式で、Originに導入されて以降、OriginでのSVGの機能を引き続き改良しています。画像の質を悪くせずにOriginのグラフウィンドウ上の自由な場所に配置し、サイズ変更や伸縮、回転を行って画像を挿入したい場合には、SVG形式を使うことを推奨しています。
OriginのグラフレイヤにSVG画像を挿入するためには、
挿入されたSVG画像を回転させるには、
または
イメージオブジェクトをレイヤ背景へ変換するには、
背景画像を別のイメージウィンドウで開くには
画像をプロジェクトと共に保存するかどうか選択できます。この項目をチェックすると、挿入された画像がOrigin外部のソース画像ファイルにリンクされます。プロジェクト保存時に画像は除外されます。ソース画像ファイルとOriginプロジェクトの間の接続のみを維持します。次回プロジェクトを開いたときに、画像が自動で再読み込みされます。
この機能は、挿入された画像が非常に大きい場合に、プロジェクトのサイズを小さくするのに特に役立ちます。
埋め込まれた画像を、コンテナとして機能する「実際の」イメージウィンドウとして抽出します。すなわち、画像はイメージウィンドウに保存されるため、プロジェクトと一緒に保存されます。
この機能はプロジェクトのすべてを統合し、他の人と作業内容を共有することをより簡単にします。
以下は、レイヤ背景として最初に挿入された画像を別のグラフに挿入する方法を示しています。
Googleマップのスクリーンショットがあるとします。それを背景としてバブルプロットに挿入したいと思います。
画像をプロジェクトと共に保存するかどうか選択できます。この項目をチェックすると、挿入された画像がOrigin外部のソース画像ファイルにリンクされます。プロジェクト保存時に画像は除外されます。ソース画像ファイルとOriginプロジェクトの間の接続のみを維持します。次回にプロジェクトを開くと、グラフに下向きの矢印が表示されます。これをクリックして画像を再読み込みします。
これにより、画像が埋め込みオブジェクトとしてグラフウィンドウに保存されます。