impNITDM


メニュー情報

データ: ファイルからインポート: NI TDM (TDM, TDMS)


メニューにない場合、データ: ファイルからインポート: ファイルの種類の追加/削除を選択します。

File Import Add Menu.png

ドラッグアンドドロップをサポートするファイルとして追加するには、インポートフィルタマネージャーを参照してください。

このXファンクションは、ファイルの再インポートをサポートしています。詳細はこの表をご確認ください。

概要

National Instruments のTDMおよびTDMSファイルをインポート(TDMSの日時フォーマットはサポート外)

追加の情報

必要なOriginのバージョン:Origin8 SR0、8.6 SR0で更新

コマンドラインでの使用法

1. impNITDM fname:="c:\test.tdm" ;

2. impNITDM fname:="c:\test.tdm" options.importToSameSheet:=1;

3. impNITDM fname:="c:\Data1.tdm" options.bStructureOnly:=1;

変数

表示
変数
I/O

データ型
デフォルト
説明
ファイル名 fname

入力

string

fname$

インポートするファイルのファイル名
ファイル情報とデータ選択 trfiles

入力

TreeNode

<unassigned>

インポートするファイルの情報を表示し、インポートするデータを選択できます。
インポートオプション options

入力

TreeNode

<unassigned>

チャネルのカスタムプロパティをインポートするか、同じワークシートに全データチャネルをインポートするか、構造のみインポートするかを含むインポート設定を指定します。オプション:
  • bStructureOnly:構造のみインポート
    ファイルの構造のみをインポートするかどうかを指定します。ファイル情報をワークブックに保存を一緒に選択すると、reimport Xファンクションを使用して、ファイル構造インポート後に選択デーを再インポートできます。
  • bSaveFileInfo: ワークブックにファイル情報を保存
    選択されている場合、ワークブックにファイルの情報が保存されます。選択されていない場合、ファイル情報はオーガナイザに保存されず、再インポート機能は使用できませんが、インポート速度は向上します。
  • スクリプト
    ASCIIインポートのを参照してください。
    • ScriptAfterEachImport:それぞれの各ファイルインポート後のスクリプト
      各ファイルインポート後に実行されるLabTalkスクリプトを指定します。
    • ScriptAfterAllImport:全てのファイルインポート後のスクリプト
      全ファイルがインポートされた後に実行されるLabTalkスクリプトを指定します。
  • ImportChannelProp:チャネルプロパティをインポート
    データチャネルのプロパティをインポートするかどうかを指定します。
  • CustomPropertiesChannel:Iチャネルのカスタムプロパティをインポート
    データチャンネルのカスタムプロパティを配置する場所を指定します。チャンネルプロパティをインポートが選択されているときのみ利用できます。オプション:
    • 0:列の情報ツリー
      カスタムプロパティを列プロパティダイアログのユーザツリーに配置します。
    • 1:ユーザ定義のパラメータ行
      カスタムプロパティをユーザ定義のパラメータ行に配置します。
  • ImportToSameSheet:すべてのグループを同じワークシートにインポート
    同じワークシートにすべてのデータグループをインポートするかどうかを指定します。選択されている場合、各グループの情報は、ワークシートオーガナイザインポートファイルのツリーに保存され、ユーザ定義パラメータ行にはデータチャンネルが属しているグループ名が追加されます。
出力 orng

出力

Range

<active>

これは出力範囲を指定するのに使用します。出力表記ページのシンタックスをご覧ください。
ヘッダ情報 trheader

出力

TreeNode

<optional>

ヘッダ情報を出力するオプションです。GUIでは表示されません。この変数の使用はお勧めできません。
繰り返しインポート reimp

入力

int

0

繰り返しインポート用。この変数の使用はお勧めできません。


説明

このXファンクションはNI DIAdem 10.0バージョンによるNI TDMデータファイルをインポートするために使用します。ファイルの構造をインポートし、別途reimportXファンクションを使って選択されたデータを再インポートします。

サンプル

  1. このサンプルでは、NI TDMデータをインポートします。
  2. a. Originメニューからデータ: ファイルからインポート: NI TDM (TDM, TDMS)を選択します。これによりTDMFilesダイアログが開き、インポートするファイルを選択します。

    b. データファイルを含むフォルダまでブラウズします。ファイルを選択してファイルの追加ボタンをクリックします。OK をクリックして、ダイアログを閉じます。

    c. impNITDMダイアログボックスで、目的のグループおよびチャネルの右側にあるチェックボックスにチェックを入れて選択します。OK をクリックしてダイアログを閉じます。

  3. 以下のスクリプトコマンドはNI TDMファイル(c:\test.tdm)をダイアログを開くことなくインポートします。
  4. Fname$="c:\test.tdm";
    impNITDM;

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