出力表記
多くのXファンクションダイアログでは、Originオブジェクトの指定のために使用する出力変数があります。デフォルトの設定<new> は、新しいOriginオブジェクトを作成し、出力するという意味です。これは、既存のオブジェクトや指定した名称の新しいオブジェクトを指定することができます。
Originオブジェクトを指定するには、以下の範囲表記のシンタックスに従う必要があります。
- ワークシートデータの場合の全ての表記は、
- [WorkBookName]SheetNameOrIndex!ColumnNameOrIndex[CellIndex]
- 行列の場合の全ての表記は、
- [MatrixBookName]MatrixSheetNameOrIndex!MatrixObject
- グラフの場合の全ての表記は、
- [GraphWindowName]LayerNameOrIndex!DataPlot
ワークブックに出力
出力ワークシート
デフォルトでワークシートに出力される結果の場合、以下のシンタックスを使用して出力ワークシートを指定できます。
[WorkBookName]SheetNameOrIndex!
例えば、wstackcolダイアログの出力ワークシートボックスに[Stackcol]Stackcol1! と入力すると結果は[Stackcol]Stackcol1に出力されます。また、[<new>]<new> と入力すると、新しいワークブックの新しいワークシートに結果が出力されます。
出力範囲
デフォルトでワークシートの列に出力される結果の場合、以下のシンタックスを使用して出力列を指定できます。
[WorkBookName]SheetNameOrIndex!ColumnNameOrIndex
ソースワークシートの列に結果を出力する場合、ColumnNameOrIndex のみ指定に使用します。
例えば、conv ダイアログの出力ボックスに[Conv]Conv1!(A,B) と入力すると、ワークシート[Conv]Conv1の列A、Bに結果が出力されます。また、[<new>]<new>!(1,2) と入力すると、新しいワークブックの新しいワークシートに結果が出力されます。ソースワークシートに結果を出力するには、(<new>,<new>) と入力し、ソースデータ範囲の列に出力が追加されます。
出力行列
デフォルトで行列に出力される結果の場合、以下のシンタックスを使用して出力行列シートを指定できます。
[MatrixBookName]MatrixSheetNameOrIndex!
例えば、mshrink ダイアログの出力行列ボックスにMshrink]Mshrink1! と入力すると、結果は[Mshrink]Mshrink1 に出力されます。また、[<new>]<new> と入力すると、新しい行列ブックの新しい行列シートに結果が出力されます。
出力グラフ
デフォルトでグラフレイヤに出力される結果の場合、以下のシンタックスを使用して出力グラフを指定できます。
[GraphWindowName]LayerNameOrIndex!
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