NLFitダイアログボタン

ボタンサマリー

Nlfit dialog buttons.png

NLFitダイアログの中央部分のボタンは、フィット処理を制御したり、「フィット関数オーガナイザ」にアクセスするのに使用します。オーガナイザは、新しい関数を定義したり、編集するのに使用します。

Button Search and Insert Functions.png 関数の検索と挿入

クリックすると適切な関数を探し、 ダイアログのフィット関数の検索 ダイアログから適切な関数をNLfitダイアログに挿入します

Button Edit Fitting Functions.png フィット関数の編集

組み込み関数を選択した場合、このボタンはフィット関数オーガナイザを開きます。ユーザ定義関数を選択した場合、このボタンはフィット関数ビルダを開きます。

Ffb nlfit createnew.png フィット関数の新規作成 このボタンをクリックして、フィット関数ビルダからユーザ定義のフィット関数を新たに作成します。
Button Save FDF File.png FDFファイルを保存

現在のユーザ定義関数に変更を保存します。

フィット関数オーガナイザ」をご覧下さい。

Recorder peaks.png ピークの並び替え

デフォルトのピークの順番に直します。これは、ピークのソートを実行し、複製の数が0以上の時に使用できます。

Sort peaks.png ピークのソート

ピークのソートダイアログを開きます。ピークは、中心振幅の項目を、昇順または降順でソートすることができます。複製の数が1より大きいと利用できます。

Button Initialize Parameters.png パラメータの初期化

パラメータ初期化コード(初期値を与える)を使ってパラメータを初期化します。パラメータ初期化を参照してください。

Button Simplex.png シンプレックス

パラメータの初期化に際してシンプレックス近似を行います。

滑降シンプレックス法アルゴリズムを参照してください。

Button Calculate Chi Square.png カイ二乗の計算

既約カイ二乗の計算を計算します。結果は、ダイアログの下側パネルにあるメッセージタブに表示されます。非線形曲線フィットの理論を参照してください。

Button 1 Iteration.png 1回反復

Levenberg-Marquardt (LM)の反復計算を1回行います。結果は、下側パネルの「メッセージ」タブに表示されます。非線形曲線フィットの理論を参照してください。

Button Fit Untill Converged.png 収束までフィット

フィットを実行します。許容値に達するか、「設定」タブの「詳細」ページの「フィットの制御」で指定した反復計算の最大数に達するまでLevenberg-Marquardt (LM)反復計算を実行します。非線形曲線フィットの理論を参照してください。

Independent Fit dropdown list.png 独立フィットドロップダウンリスト このドロップダウンリストは複数データの独立フィットモードが選択されている時のみ使用出来ます。1回反復または収束までフィットを選択する前に入力データセットを選択します。詳細については、このチュートリアルを参照して下さい。
Button Fit.png フィット

フィットを実行し、結果のワークシートを出力します。パラメータ変更モードでフィットパラメータ値を表示も合わせて確認してください。

Button Done.png 完了

現在のパラメータ値を適用し、NLFitダイアログを閉じてレポートを生成します。パラメータ変更モードでフィットパラメータ値を表示も合わせて確認してください。

Button NLFit OK.png OK

クリックすると収束までフィットボタンがOKボタンに変わります。OK をクリックして、ダイアログを閉じます。パラメータ変更モードでフィットパラメータ値を表示も合わせて確認してください。

Button Cancel.png キャンセル

フィットをキャンセルし、ダイアログを閉じます。

Button Show Top.png Button Hide Top.png 上/下パネルの表示ボタン

上/下パネルのオンオフを切り替えます。

パラメータ変更モードでフィットパラメータ値の表示も合わせて確認

再計算モードでフィットを行って手動と自動を設定する場合、出力先のワークシートやグラフから、NLFitダイアログを再度開く事ができます。ワークシートまたはグラフに表示される錠前アイコンを普通にクリックしてパラメータを変更をクリックします。

パラメータタブに表示されているパラメータ値は、最後にダイアログが閉じられた時と同じ値を示します。フィットセッションのダイアログを閉じる方法はいくつかあるので、表示される値はユーザの操作に依存します。

  • フィットボタンを使用した場合
    • 反復を行わずにフィットボタンを使用してダイアログを閉じた場合、表示される値はパラメータの初期の値を表します。
    • 複数の反復を行ったけれど収束していない状態でフィットボタンが使われた場合、Originは残りの反復を行ってからフィットしてからダイアログを閉じます。しかし、パラメータを変更の場合、表示されるパラメータタブは収束していない値(つまり、フィットボタンをクリックしたときの値)を表示します。
  • OKボタンを使用した場合
  • OKボタンが表示され、これをクリックししてダイアログを閉じるとき、パラメータの変更 モードはレポートシートに表示されている値と同じものを表示します。
  • 完了ボタンを使用した場合
  • 完了ボタンをクリックしてダイアログを閉じた場合、Originはその時点のフィット結果とパラメータポイントを表示し、それ以上反復計算を行いません。フィットが収束したかどうかに関係なく処理を終了します。パラメータの変更モード では、ダイアログのパラメータ値は完了ボタンがクリックされた時の値になります。