InsNote-to-WksCell
ワークシートのセル(データ行または列ラベル行)には、セルノートを含めることができます。データや、画像や埋め込みグラフなどの他のオブジェクトを含むものでも可能です。
大量の様々なコンテンツ (テキスト、リンクされたグラフ、画像など) をポップアップノートに表示するのは実用的ではありませんが (テキストはポップアップで最適に機能します)、表示またはエクスポート用にノート ウィンドウに任意の数を追加できます。
セルノートをポップアップさせたくない場合には、@NCP=0に設定します。LabTalkシステム変数の値を変更する方法については、このFAQを参照してください。
Origin プロジェクトには、メモを追加する場所がいくつかあります。そのうちの3つである、フォルダノート、セルノート、個別のノートウィンドウでは、テキストや画像といった混合オブジェクトおよびOriginリッチテキストなどの複雑な書式設定が可能です。また、プレーンテキストのメモをワークシートに追加することもできます。
Originのノートウィンドウは、テキスト、Originリッチテキスト(デフォルト)、HTML、Markdownの4つのシンタックスをサポートしています。セルノートではテキストとOriginリッチテキストをサポートしています。
デフォルトでは、全ての新しいセルノートとノートウィンドウ(これらは標準ツールバーから新規ノートウィンドウをクリックすることで追加できます)はOriginリッチテキストを使うよう設定されています。\User Files\Origin.ini のファイルにスクリプト行を追加することで新規セルノートのデフォルト設定を変更することができます。これは次の値を使用して間接的に編集することができます。 0 = テキスト, 1 = HTML, 2 = Markdown, 3 = Originリッチテキスト.
ed -syn 0
このテキスト行を追加することで\User Files\Origin.iniの[Options]のセクションに下記の内容が追加されます。
CellNoteSyntax=0
これで全てのセルノートがデフォルトでテキストを使うようになることが確認できます。(1) 新しいセルノートを挿入し、(2) セルを選択してミニツールバーのノートウィンドウで開くボタンをクリックし、(3)ノート ウィンドウをアクティブにして、メモ:シンタックスを選択します。テキストが選択されているはずです。