ワークシートの基本操作Basic-operations-on-WKS
ワークブックウィンドウは最小1シート、最大で1024シートまで作成することができます。
- シートタブをクリックしてワークシートをアクティブ化します。
- シートタブをダブルクリックして名前を入力します。
- スタイルツールバーにあるオブジェクトの塗り色ボタンをクリックしてシートタブの色を選択するか色を定義します。
- Ctrl/Shift キーを押しながら複数のワーシートを選択し、ほかのワークブックにドラッグ&ドロップします。
- シートタブを右クリックして、現在のワークシート/ワークブックの基本的な操作メニューを表示します。
シートの追加、オーガナイザの表示/非表示
シートの前後移動ナビゲーションボタンに加えて、ワークブックにはシート追加ボタンとオーガナイザを表示/非表示ボタンがあります。
ワークシートの表示/非表示
非表示になると、ワークシートはワークブックオーガナイザとオブジェクトマネージャでグレー表示されます。どちらもエクスポートには表示されません。
縞模様 (行)
- 行の色を交互に塗りつぶすには、カーソルをワークシートの端に持っていき、クリックしてワークシートレベルのミニツールバーを表示して、縞模様(行)ボタンにチェックをつけます。すると、(a) 行が交互に塗りつぶされ、(b) ミニツールバーに縞模様(行)の色ボタンが追加されます。
- 縞模様 (行)をオンにすると、その隣にある縞模様 (行)の色ボタンが使用可能になります。このボタンをクリックして交互の行の塗りつぶしの色を変えることができ、例えば偶数行か奇数行のどちらに色をつけるかも変更できます。
Note:
- セルに色をつける方法はいくつかありますが、優先度は下記のようになっています。
- 条件に一致したセルの色 > スタイル ツールバーの 塗りつぶしの色 ボタンによる塗りつぶしの色 > 縞模様の行
- 縞模様の行は、グラフページに挿入された内部表でもサポートされます。
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シートの挿入、削除、追加
シートタブを右クリックして、挿入または削除または追加メニューを選択し、現シートの前に新しいシートを挿入したり、現シートを削除したり、新しいシートを最後のシートとして追加できます。
シートタブを右クリックしてグラフをシートとして追加またはシートとして行列を追加メニューを選択すると取得ダイアログが開き、シートとして追加したいウィンドウを選択して、グラフまたは行列ウィンドウを新しいシートとして現在のブックウィンドウに追加できます。
シートタブを右クリックしてシートにメモを追加メニューを選択してメモウィンドウを新しいシートとして現在のブックに追加できます。
シートのコピーと貼り付け
Origin 2018bから、全ての情報を含む現在のシート(ヘッダ行や構造も併せて)をクリップボードにコピーし、タブ上で右クリックしてシートをコピーを選択し、新しいシートとして貼り付けを選べば、新規のワークシートとして追加できます。
シートをコピーを選択したら、以下の操作が可能です。
- Originの灰色のワークスペースを右クリックして、新しいシートとして貼り付けを選択すると、新しいワークブックとしてこのシートを貼り付けます。
- 他のワークブックにあるシート上で右クリックして、新しいシートとして貼り付けを選択すると、そのワークブックの新しいシートとして貼り付けます。
- 他のOriginセッションに切り替えて、目的のワークブックのシートタブを右クリックして新しいシートとして貼り付けを選択すると、現在のOriginセッションの選択されたワークブックのシートに貼り付けます。この場合、異なるOriginセッション間でシートをコピー/貼り付けできます。
シートを複製
シートタブで右クリックし、データなしで複製または複製を選択すると、現在のワークシートをデータなし/データ付きで複製できます。
データなしで複製を選択すると、同じ構造とヘッダ行のデータがないワークシートが作成され、現在のワークブックの最終シートとして追加されます。
Origin 2020から、シートを複製するためにデータなしで複製を選択した場合、元データのみが削除され、セル参照やセルの式などセルにリンクした内容は、後で使用するために保持されます。以前のようにセルにリンクした内容も削除するように戻すには、システム変数@DkLを使用します。
コンテキストメニュー項目の複製を選択すると、新しいワークシートが作成され、最後のシートとして現在のウィンドウに追加されます。
名前とコメント
| さらに、ワークシートに追加できるプレーンテキストのノート (ここで説明) に加えて、Originのプロジェクトにはメモを追加できる場所が他にもいくつかあります。そのうちの3つである、フォルダノート、セルノート、独立したノートウィンドウでは、テキストや画像といった混合オブジェクトおよびOriginリッチテキストなどの複雑な書式設定が可能です。
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シートタブで右クリックして、名前とコメントを選択すると、名前とコメントダイアログが開き、現在のワークシートの名前とコメントを管理できます。
| 現在のワークシートの選択を解除したい場合、ワークシートの左上のセルをクリックします。もしくはワークシート列の右側の灰色の部分をクリックします。”黒い矢印”のカーソルはワークシート全体を選択する際に使われることに注意してください。
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作図ダイアログから除外
シートタブを右クリックして、作図ダイアログから除外を選択すると、作図のセットアップやレイヤ内容等の作図ダイアログから現在のシートを除外します。
LabTalkコマンドwks.epd = 1; を実行して、現在アクティブなシートでこの操作を実行することもできます。
さらに、以下のようにして、この操作を複数のシートに対して一度に実行することもできます。
- Ctrl キーを押しながら複数シートを選択し、右クリックして作図ダイアログから除外を選択します。
一度除外としてタグ付けされたシートの名前は、システム変数@TCEで設定された色で表示されます。
Excelエクスポートから除外
シートタブを右クリックして、Excelエクスポートから除外するメニューを選択すると、ブック全体をExcelファイルとしてエクスポートする際に現在のシートを除外できます。
ワークシートの移動
シートタブで右クリックして移動...を選択すると、現在のワークブック内のワークシートの管理に使用されるワークシートの操作ダイアログが開きます。このダイアログの詳細については、こちらのページを参照してください。
| また、ワークシートの操作ダイアログに加え、Originではワークシートタブ上にマウスカーソルを載せ、マウスホイールを使用してタブをスクロールできます。ワークシート数が多い場合にホイールによるナビゲートが簡単です。
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ワークシートのズームとパン
Ctrl キーを押してマウスの上下スクロールでワークブック内の現在のワークシートを拡大、縮小できます。また、ズームツールバーを使用して、ワークシートの列と行を拡大/縮小する割合を設定できます。
ワークシートのパンは、ズームパンイングツールボタンをクリックすると有効になり、マウスの左ボタンをクリックした状態で水平または垂直方向にドラッグして操作します。
現在のワークシートにフローティンググラフがある状態で、このグラフがワークシートワークスペースを超えて完全に表示できない場合、表示:グラフの配置メニューを選択して、グラフを元のように表示できます。
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