impCDF

内容

  1. 1 メニュー情報
  2. 2 概要
  3. 3 追加の情報
  4. 4 コマンドラインでの使用法
  5. 5 変数
  6. 6 説明
    1. 6.1 ダイアログオプションの詳細
  7. 7 サンプル
  8. 8 関連のXファンクション

メニュー情報

ファイル:インポート:CDF (CDF)

概要

CDFファイルをインポートします。バージョン3.0以下のファイルをサポートします。

追加の情報

必要なOriginのバージョン: Origin 8.1 SR0以降

コマンドラインでの使用法

1. impCDF fname:="test.cdf";

変数

表示
変数
I/O

データ型
デフォルト
説明
ファイル名 fname

入力

string

fname$

インポートするファイルのファイル名を指定します。ダイアログボックスで、リストボックスの隣にある参照ボタンをクリックして、1つ以上のファイルを開くと、そのボックスにファイル名が表示されます。
ファイル情報とデータ選択 trfiles

入力

TreeNode

<unassigned>

これは、目的のデータチャネルを選択するのに使用します。詳細は、この文書の『説明』の部分をご覧下さい。
出力 orng

出力

Range

<active>

インポートデータの範囲を指定します。

シンタックスはここをご覧ください。

ヘッダ情報 trheader

出力

TreeNode

<unassigned>

これは、ヘッダ情報を出力するためのもので、GUIには表示されません。エンドユーザが、この変数を使用することはお勧めできません。
インポートオプション trFilter

入力

TreeNode

<optional>

これはインポートフィルタに対する項目で、GUIには表示されません。エンドユーザが、この変数を使用することはお勧めできません。

説明

CDF(Common Data Format)ファイルは、スカラーデータ、ベクターデータ、多元データ配列を保存、管理、操作する科学データ管理パッケージ("CDF Library")のファイルです。どの環境で作成したCDFファイルでも別の環境に移動することができます。CDFの基本コンポーネントは、CDFデータモデルのデバイス非依存のソフトウェアプログラミングインターフェースです。

このXファンクションは、バージョン3.0以下のCDFファイルをOriginにインポートするのに使用します。

ダイアログオプションの詳細

  • ファイル情報とデータ選択(trfiles)
この変数はツリーノードです。これはファイル情報を表示し、インポートするチャネルを選択します。各サブツリーノードの名前は、対応するファイルの名前となります。各サブツリーノードの下には、ファイルサイズと利用可能なデータが一覧表示されています。データは次元毎に保存されます。
  • ワークブック中のファイル情報を保存
この変数はツリーノードです。選択されている場合、ワークブックにファイルの情報が保存されます。選択されていない場合、ファイル情報は保存されず、再インポート機能は使用できません。

サンプル

ファイルc:\data\cdf\testx.cdfがあり、これをOriginにインポートするものとします。次の手順で実行します。

  1. 標準ツールバーの新しい行列ボタンNew Matrix.pngをクリックして、新しい行列を作成します。メニューから「ファイル:インポート:CDF」を選択します。ファイルを開くダイアログが開きます。
  2. ファイルを選択し、追加ボタンをクリックして、ファイルを下側のパネルに追加します。オプションダイアログの表示チェックボックスを選択し、OKボタンをクリックして、 impCDF ダイアログボックスを開きます。
    ImpCDF dialog.png
  3. OK をクリックして、デフォルトのオプションのまま、データをOriginにインポートします。
    ImpCDF result.png

関連のXファンクション

cd, impinfo, findFiles, impFile