ワークブックテンプレートに保存される属性Wkbk-Saved-with-Template
これまでのOriginの歴史の中では、Originワークブックテンプレートの概念はかなり狭義でした。タイプは* .OTWと* OTWUのファイルのみであり、どのような種類のデータや操作も格納しませんでした。極最近では、「ワークブックテンプレート」の概念が、いくつかの分析またはグラフ作成操作で繰り返し使用されるいくつかのベースラインデータを含むワークブックファイルなどを含むように拡張されました。 またはデータは含まれていませんが、ブックに格納されている一連の分析操作(分析テンプレートと呼ばれる構成)を含むワークブックです。
次のように、これらの3種類の「ワークブックテンプレート」が異なる方法で保存されることに注意してください。
- * .OTWまたは* .OTWUをファイルを保存するには、ウィンドウをアクティブにしてファイル:テンプレートの新規保存を選択します。
- いくつかのデータや操作が含まれているブックファイル(* .OGWU)を保存するには、ウィンドウをアクティブにして、ファイル:ウィンドウの新規保存を選択します。
- データは含まれていませんが、1つまたは複数の分析操作が含まれている分析テンプレート(* .OGWU)を保存するには、ウィンドウをアクティブにして、ファイル:ワークブックを分析テンプレートとして保存を選択します。
このトピックの残りの部分では、* .OTWファイルと* OTWUファイルに格納されているものを参照しています。
「ワークシートプロパティ」ダイアログボックス
ワークシートクエリプロパティダイアログボックスの設定は、ワークブックテンプレートに保存されます。
- 行と列のヘッダラベルの表示/非表示
- ワークシートグリッドラインの表示
- ワークシートの行数と列数
- 必要に応じて、ワークシート行を自動的に追加します。
- ワークシートの列ヘッダにあるユーザー定義パラメーターの作成と名前付け
- ワークシートの列ヘッダ行ラベルの順序。
ワークシートのプロパティダイアログボックスを開くには:
- グラフウィンドウの左上の空のセルをダブルクリックします。
または、
- ワークブックの空白の部分を右クリックして、ショートカットメニューからワークシートの表示属性を選択します。
詳細は、「作図のセットアップ」ダイアログをご覧ください。
「列のプロパティ」ダイアログボックス
列プロパティダイアログボックスの設定は、ワークブックテンプレートに保存されます。
- ショートネーム、ロングネーム、単位、コメントを編集します。
- 列値を設定している関数式を入力します。( 列値の設定ダイアログボックスも同様で、より手間がかかります。)
- 列の幅を選択します。
- 列データフォーマット (テキスト、数値、日付、など)をプロットの際に、( X、Y、ラベルなどして、)どのように列データが取り扱われるか、どのように列の数値が表示されるか(十進数、指数、工学)、列の数字桁数、データの格納要件を指定します。
列プロパティダイアログボックスを開くには:
- フォーマット:列フォーマットを、ワークシート列が選択されている状態で開きます。
または、
- ワークシートの列のタイトルをダブルクリックします。
詳細は、「列プロパティ」ダイアログをご覧ください。
値ダイアログボックスの設定
列値の設定ダイアログで定義、あるいは、F(x)=の列ラベル行に直接入力された列の数式は、ワークブックテンプレートに保存されます。
さらに、「列値の設定」の実行前の処理スクリプトパネルで定義されたスクリプトや変数も、ワークブックテンプレートに保存されます。
値の設定ダイアログボックスを開くには、
- ワークシートの列を選択してから、列:列値の設定を選択します。
より詳細をご覧いただくには:
ワークシートに付けた注釈に結びついているダイアログボックス
グラフウィンドウの場合と同様に、注釈(テキスト、描画オブジェクト、ボタン)をワークシートに追加することができます。 次のダイアログボックスコントロールに関連付けられている注釈は、ワークブックテンプレートとともに保存されます。
<シート>に保存されたインポートオプション
データ:インポートメニューから開くXファンクションベースのダイアログボックスでは、インポートオプションをワークシートに保存することができます。
- データ:インポートをクリックして、ファイルフォーマットを選択します。
- ファイルをブラウズして、ファイルを追加してインポートします。
- オプションダイアログを表示を有効にして、OKをクリックします。
- ダイアログボックスが開いて、インポートオプションを選択します。
- OK をクリックして、ダイアログを閉じて、ファイルをインポートします。カスタマイズされたインポート設定は自動的にデータシートに保存されます。
- シートをアクティブにして、ファイル:テンプレートの新規保存を選択し、.OTWファイルを保存します。
Note:
- ブック内のそれぞれのシートは、インポートオプションで保存されますが、それぞれのシートは、インポートオプションの1つにしか保存できません。(例えば、ASCII、または、Excelで保存できますが、両方に保存はできません。)
- ドラッグアンドドロップでデータファイルをインポートする場合は、インポートオプションダイアログのダイアログテーマボックスの右側にあるボタンをクリックし、ドラッグアンドドロップの設定を保存を選択する必要があります。
Originインポートフィルタ (*.OIF)ファイル
インポートウィザード を使ってデータをインポートするとき、Originインポートフィルタを作成して保存するオプションがあります。 これらのフィルタには、ヘッダ情報とデータの分析指示が含まれており、ファイルに関連する変数や、インポート後のデータ処理するための指示が含まれている場合があります。 フィルターは、標準OIFファイル、や関連するファイルとして保存可能です。これらは、Originワークブックテンプレートと共に、保存されます。 このテンプレートは、特にデータファイルのインポートするように設定されています。
詳細は、インポートウィザードおよびインポートフィルタマネジャをご覧下さい。
インポートウィザードを使ってインポート時に変数を定義
インポートウィザードでデータをインポートする際に、ワークブックのpage.info領域にあるヘッダ値を、抽出および保存するオプションがあります。これらの値は、ワークブックテンプレートに保存されます。
「ワークシートクエリ」ダイアログボックス
ワークシートクエリプロパティダイアログボックスの式は、ワークブックテンプレートで保存されます。
ワークシートクエリのダイアログボックスを開くには:
- ワークシート:ワークシートクエリを選択します。
詳細については、Worksheet Queryをご覧下さい。
ワークブック/ワークシートに結びついたスクリプト
いくつかの方法で、スクリプトはワークシートと関連付けることができます。これらは、「列値の設定」ダイアログボックスの「実行前の処理スクリプト」パネルに入力することができます。テキスト、描画、ボタンオブジェクトを付けて、 プログラム制御ダイアログボックスのオブジェクトで、スクリプトを関連付けることができます。
スクリプトも、
データベースアクセスクエリ
ADO (データベース接続)ツールの主な機能は、ワークシートと一緒にクエリを保存できることです。 これを実行すると、ワークブックテンプレートを使用してクエリを保存することができます。 これにより、ワークシート・テンプレートのコピーを開き、データベースに接続して、必要なデータのみを自動的にインポートできます。
ADOツールを使ったクエリの作成と保存についての詳細な情報は、クエリの作成と保存をご覧ください。
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