多項式回帰ダイアログボックス

多項式フィットは次のモデルに従って計算されます。

y = β0 + β1x + β2x2 + ..+ βnxn

ここで、βn は係数です。

Polynomial Fit With Confidence Band.png

多項式フィットは上記モデルの最大9次項まで、データをフィットすることが出来、切片や傾きを固定してフィットすることも出来ます。


サポート情報

Originの多項式回帰のダイアログボックスは、アクティブなワークシートまたはグラフから開けます。メニューから

  1. 解析:フィット:多項式フィットダイアログを開く...)をクリックします。


関連情報:

再計算

再計算

ソースデータが変更された場合のフィット結果の再計算の設定

  • なし
  • 自動
  • 手動

詳細情報は、 分析結果の再計算をご覧下さい。

入力

複数データフィットモード

複数データフィットモード

このオプションは入力データセットが複数ある場合のみ利用できます。

  • 独立フィット - 統合レポート
入力データセットは別々にフィットされます。レポートは1つのシートに集約されます。
  • 独立フィット - 統合レポート
入力データセットは別々にフィットされます。レポートは異なるワークシートに出力されます。
  • 連結フィット
すべての入力データセットは、連結され、1つの曲線としてフィットされます。

入力データ

範囲

入力XYデータ範囲を指定

X

曲線のX列

Y

曲線のY列

エラー

Yエラー列

フィットするX列の範囲を指定します。行によるまたは Xによるにセットされているとき、開始終了 のテキストボックスを使って、フィットする範囲を指定します。
  • 全て
フィットするデータセットのすべての行を指定します。
  • 行による
行インデックスでX列の範囲を指定します。最終0 と入力すると、入力データ範囲の「最後の行」を指定します。
  • Xによる
X値でX列の範囲を指定します。Xによるの設定では、実際のXの数値の代わりに名前付き範囲を使用できます。詳細は、こちらのOriginLabのブログを参照してください。
グラフまたはワークシートのどちらかから複数のXYデータセットをフィットするとき、行範囲をすべてに適用 をクリックして、同じX行範囲をすべての入力データに適用します。範囲1の入力列の行範囲を指定し、範囲1の右にある Button Select Data Right Triangle.png ボタンをクリックし、そしてコンテキストメニューから行範囲をすべてに適用を選択します。

詳細情報は、 入力データの指定をご覧下さい。

多項式次数

多項式次数

多項式曲線の次数 (1から9)を指定します。

フィット制御

誤差を重みとする

重み付けの値としてエラーバーを使用します。エラー属性の列(yEr±)を選択した場合のみ利用できます。

  • 重み付けなし
    重み付けを適用しません。
  • 直接重み付け
    w_ii 番目の重み付け係数とします。エラー列のi 番目の行に相当します。Then
    \chi^2=\sum_{i=1}^n w_i (y_i-\hat y_i)^2
  • 機械的
    w_i=\frac{1}{\sigma _i^2}
    ここで、\sigma _iエラー列のi 番目の行の値を表します。 すると、次のようになります。
    \chi ^2=\sum_{i=1}^n \frac 1{\sigma _i^2} (y_i-\hat y_i)^2


詳細は、重み付けフィットを参照してください。