複製データのフィット

Video Image.png 関連する動画はこちら:Fitting Replicate Data

ある実験データが複数の測定データを持ち、Originワークシート内でXYY列の形式で保存されているような複製データをフィットするとき、連結モードでフィットを行うことができます(複数ピークフィット機能による複製のフィットと混同しないでください)。

Fitting Replicate Data-1.png

このモードは、すべてのY列を連結し、1つの曲線としてフィットします。まず、全データセットからのXYの対を統合した新しいXY列を作成し、YをX昇順でならべかえます。そして、この連結データセットを1つの曲線としてフィットを実行します。複製データはフィットの前に統合されませんが、個別のデータポイントとして扱われます。

Concatenate Fit with Multi Data 01.png

連結モードで複製データをフィットするとき、「設定:フィット曲線」で異なるフィット曲線プロットを選ぶことができます。「平均, SD」または「平均, SE」のグラフタイプを選択する場合、Originは、各行に対する平均値をプロットし、エラーバーとして標準偏差または標準誤差を使います。

Fitting Replicate Data-2.png