xyz_renka_nag
概要
NAG Renka-Cline グリッディング法
コマンドラインでの使用法
1. xyz_renka_nag iz:=Col(3);
2. xyz_renka iz:=Col(3) rows:=10 cols:=10;
3. xyz_renka iz:=Col(3) om:=[MBook]MSheet!Mat(1);
変数
表示
名 |
変数
名 |
I/O
と
データ型 |
デフォルト
値 |
説明 |
入力 |
iz |
入力
XYZRange
|
<active>
|
入力XYZ範囲の指定
|
行 |
rows |
入力
int
|
20
|
出力行列の行
|
列 |
cols |
入力
int
|
20
|
出力行列の列
|
出力行列 |
om |
出力
MatrixObject
|
<新規>
|
出力行列
|
説明
この関数はRenka-Cline法でグリッディングを実行するためのNAGライブラリを呼び出します。この手法は1984年に RenkaとClineが開発したアルゴリズムに基づいています。それは3つの段階に分けられます。
1. 三角形分割:
- X-Y平面においてティーセン三角形分割を行うために全てのデータポイントを結線します。 これは平面内の三角形が可能な限り等角であることを意味しています。
2. 勾配評価:
- 二次関数の導関数として各ノードの x- と y- 方向の勾配を評価します。
3. 補間:
- 任意の点 Pの場合、 データ値を使って補間されたデータ値を算出し、Pを含む三角形の3つの頂点の勾配を評価します。
200-1000のデータポイントが均一に分散している場合、Renka-Cline法は最善のグリッディング法と言えます。
サンプル
1. Samples\Matrix Conversion and Gridding フォルダから XYZ Random Gaussian.dat を インポートします。
2. xyz_renka 3 とコマンドウィンドウに入力します。または表示されるダイアログに xyz_renka d と入力します。
アルゴリズム
詳細は、NAGヘルプドキュメント(e01sac, e01sbc, e01szc)を参照してください。
参考文献
[1].Robert J.Renka, Interpolation of Data on the Surface of a Sphere, 1984, ACM Transactions on Mathematical Software.
[2].Robert J.Renka, A Triangle-based C1 Interpolation Method, Rocky Mountain J.Math.Vol.14, 1984, pp.223-237.
関連のXファンクション
xyz_regular, xyz_renka, xyz_shep, xyz_shep_nag, xyz_sparse, xyz_tps
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