imgResize

内容

  1. 1 メニュー情報
  2. 2 概要
  3. 3 コマンドラインでの使用法
  4. 4 変数
  5. 5 説明
  6. 6 サンプル
  7. 7 アルゴリズム
  8. 8 参考文献
  9. 9 関連のXファンクション

メニュー情報

サイズ変更

概要

画像のサイズ変更

コマンドラインでの使用法

1. imgResize lock:=1 unit:=pixel w:=50;

2. imgResize lock:=1 unit:=percent h:=120 interpolate:=resample;

3. imgResize lock:=0 w:=120 h:=130 interpolate:=normal img:=mat(1) oimg:=mat(2);

変数

表示
変数
I/O

データ型
デフォルト
説明
比率を固定 lock

入力

int

1

元の画像の縦横比を維持するかどうかを指定します。

単位 unit

入力

int

percent

この変数は、他の2つの変数、wおよびhと一緒に動作します。それらに対する単位を指定します。

オプションリスト

  • pixel:ピクセル
出力画像の幅 (w) と高さ (h)をピクセル単位で操作します。
  • percent:パーセント
出力画像の幅 (w) と高さ (h)を入力画像の幅と高さのパーセント単位で操作します。
w

入力/出力

double

 

出力画像の幅を指定します。

高さ h

入力/出力

double

 

出力画像の高さを指定します。

入力イメージ img

入力

Image

<active>

操作する原画像を指定します。デフォルトの入力はアクティブイメージです。

出力イメージ oimg

出力

Image

<input>

出力画像を指定します。デフォルトで、入力画像と同じです。

補間 interpolate

入力

int

Normal

画像のサイズが変わるときに使われる補間法を指定します。

オプションリスト

  • normal:通常
最近傍の補間を使って画像のサイズを変更します。
  • resample:再サンプリング
バイリニア補間と平均を使って、より高品質な画像を作成します。
  • bicubic :Bicubic(共三次補間)
バイキュービック補間と平均を使って、より高品質な画像を作成します。この方法はリサンプル法よりも遅いです。

説明

このXファンクションは、入力画像をのサイズ変更を行うのに使用します。

サンプル

この例では、 imgResize 関数を使って、入力画像のサイズを変更します。その幅を300ピクセル、高さを200ピクセルに変更します。

1. 新しい行列を作成し、\Samples\Image Processing and Analysisフォルダにある car.bmp ファイルをインポートします。
2. Originメニューから「行列:次数/座標値の設定」を選択します。画像の次数(大きさ)が 500*375であることがわかります。

キャンセル をクリックして、ダイアログを閉じます。
3. 入力画像をアクティブにして、「イメージ:幾何変換:リサイズ」を選択します。これは、XファンクションimgResize のダイアログを開きます。
4. XファンクションimgResize ダイアログで、下の図のように設定を変更して、OK ボタンをクリックしてダイアログを閉じます。

新しい画像が作成されます。
5. 新しい画像をアクティブにして、Originメニューから「行列:次数/座標値の設定」を選択して、この画像の次数(大きさ)を表示します。

Image:imgResize_help_English_files_image008.jpg

Image:imgResize_help_English_files_image010.jpg

元の画像

出力画像


アルゴリズム

サイズ変更には、LEADTOOLS Main APIのL_SizeBitmap() を使用しています。詳細は、LEADTOOLS Main API Version 14 ヘルプファイルを参照し、トピックL_SizeBitmapを読んでください。

参考文献

LEADTOOLS Main API Help file, Version 14

関連のXファンクション

imgShear, imgTrim, imgCrop, imgScale, mdim