imgTrim

内容

  1. 1 メニュー情報
  2. 2 概要
  3. 3 コマンドラインでの使用法
  4. 4 変数
  5. 5 説明
  6. 6 サンプル
  7. 7 アルゴリズム
  8. 8 参考文献
  9. 9 関連のXファンクション

メニュー情報

自動トリミング

概要

自動しきい値設定で画像をトリミングします。

コマンドラインでの使用法

1. imgTrim t:=20;

2. imgTrim t:=20 img:=1 oimg:=2 o:=3;

変数

表示
変数
I/O

データ型
デフォルト
説明
しきい値 t

入力

int

0

空白の領域を検出するしきい値を指定します。このXファンクションは、入力画像の各辺から中心に向かってスキャンを行います。そして、しきい値より小さいか、または等しい強度変化を検出したら、現在の領域が空白の領域であると考えられます。この変数の有効な範囲は、0から255です。

入力イメージ img

入力

Image

<active>

操作する画像を指定します。デフォルトの入力はアクティブイメージです。

出力イメージ oimg

出力

Image

<input>

出力画像を指定します。デフォルトで、出力画像は入力画像と同じです。

エッジ o

入力

int

すべて

トリミングする辺を指定します。

オプションリスト

  • all :全ての境界
すべての辺をトリミングします。
  • tl:上 & 左
上辺と左辺をトリミングします。
  • br:下 & 右
下辺と右辺をトリミングします。
  • top:上
上辺をトリミングします。
  • Left:左
左辺をトリミングします。
  • bottom:下
下辺をトリミングします。
  • Right:右
右辺をトリミングします。

説明

この関数は、入力画像の周辺にある空白の領域を自動的にトリミングします。

サンプル

このサンプルでは、imgTrim 関数を使って、入力画像のエッジの近くの空白の領域をトリミングします。

  1. 画像をアクティブにして、「イメージ:幾何学的変換:自動トリミング 」を選択し、Xファンクションのダイアログを開きます。
  2. ダイアログで、下の図のように設定を変更して、OK ボタンをクリックしてXファンクションのimgUserfilterダイアログを開きます。

    新しい画像が作成されます。トリミングした画像です。
Image:imgTrim_help_English_files_image004.jpg

Image:imgTrim_help_English_files_image006.jpg

元の画像

出力画像



他のサンプルについては、XFスクリプトダイアログ(F11を押す)をご覧下さい。

アルゴリズム

計算には、LEADTOOLS Main APIのL_TrimBitmap() を使用しています。詳細は、LEADTOOLS Main API Version 14 ヘルプファイルを参照し、トピックL_TrimBitmapを読んでください。

参考文献

LEADTOOLS Main API Help file, Version 14

関連のXファンクション

imgCrop, imgResize, imgShear