シアー
画像を水平または垂直にシアーします(平行に歪めます)。
1. imgShear a:=30 h:=vertical fill:=0;
2. imgShear a :=30 img:=[Mbook1]1!Mat(1) oimg:=<new>;
入力
double
0
元の画像とシアー後の画像の間の角度を表すシアーの量を指定します。値は、 [-45, 45]の間で指定します。正の値は、画像を時計方向にずらし、負の値は反時計方向にずらします。
int
水平
シアーの方向
オプションリスト
Image
<active>
操作する画像を指定します。デフォルトの入力はアクティブイメージです。
出力
<input>
出力画像を指定します。デフォルトで、出力画像は入力画像と同じです。
Originのカラーリストから出力画像の背景を塗りつぶす色を指定します。
このXファンクションは、画像をシアーし、その画像のXおよびY軸の相対的な位置を変更します。シアーは、矩形から平行四辺形に画像の形状を変更し、その逆もできます。結果の画像は、遠近を持たせた画像になります。水平のシアーは水平の辺を固定してY軸を変更し、垂直のシアーはY軸の長さを固定してX軸を変更します。X軸とY軸は、シアーの角度を別々にして独立して操作できます。
シアーした画像は、通常、画像の辺に沿ってデータの無い空白の三角形ができます。これらの三角形はデフォルトで黒く塗りつぶされますが、ダイアログボックスで指定した色に変更することができます。
このサンプルでは、 imgShear 関数を使って、入力画像を30度シアーし、出力画像の背景色をオレンジ色にします。
元の画像
出力画像
計算には、LEADTOOLS Main APIのL_ShearBitmap() を使用しています。詳細は、LEADTOOLS Main API Version 14 ヘルプファイルを参照し、トピックL_ShearBitmapを読んでください。
LEADTOOLS Main API Help file, Version 14
imgRotate, imgFlip, imgTrim, imgCrop, imgResize