imgCrop

内容

  1. 1 概要
  2. 2 コマンドラインでの使用法
  3. 3 変数
  4. 4 説明
  5. 5 サンプル
  6. 6 アルゴリズム
  7. 7 参考文献
  8. 8 関連のXファンクション

概要

画像を矩形の領域までトリミングします。

コマンドラインでの使用法

1. imgCrop x:=0 y:=0 w:=100 h:=100;

2. imgCrop x=:10 y=:10 w:=50 h:=50 img:=mat(1) oimg:=mat(2);

変数

表示
変数
I/O

データ型
デフォルト
説明
X 座標 X

入力

int

0

維持する矩形の左上角のX座標を指定します。

Y 座標 Y

入力

int

0

維持する矩形の左上角のY座標を指定します。

w

入力

int

0

維持する矩形領域の幅(ピクセル単位)を指定します。

高さ h

入力

int

0

維持する矩形領域の高さ(ピクセル単位)を指定します。

入力イメージ img

入力

Image

<active>

操作する画像を指定します。デフォルトの入力はアクティブイメージです。

出力イメージ oimg

出力

Image

<input>

出力画像を指定します。デフォルトで、出力画像は入力画像と同じです。

説明

imgCrop 関数は、画像を指定した矩形の領域までトリミングします。画像から必要な部分を抽出し、不要な部分を取り除くのに使うことができます。

サンプル

このサンプルでは、 imgCrop 関数を使って、入力画像から1つのセルを含む矩形の領域を切り取ります。

  1. 新しい行列を作成し、\Samples\Image Processing and Analysisフォルダにある cell.jpg ファイルをインポートします。
  2. 画像がアクティブなとき、コマンドウィンドウに次のスクリプトコマンドを入力します。:
    imgCrop x:=120 y:=240 w:=260 h:=260 imgo:=<new>
    新しい画像が作成されます。入力画像からの矩形の領域です。

Image:imgCrop_help_English_files_image002.jpg

Image:imgCrop_help_English_files_image004.jpg

元の画像

出力画像


アルゴリズム

計算には、LEADTOOLS Main APIのL_TrimBitmap() を使用しています。詳細は、LEADTOOLS Main API Version 14 ヘルプファイルを参照し、トピックL_TrimBitmapを読んでください。

参考文献

LEADTOOLS Main API Help file, Version 14

関連のXファンクション

imgTrim