imgScale

内容

  1. 1 メニュー情報
  2. 2 概要
  3. 3 追加の情報
  4. 4 変数
  5. 5 説明
  6. 6 サンプル
  7. 7 関連のXファンクション

メニュー情報

画像のスケール

概要

画像を再スケールします

追加の情報

このコマンドはスクリプトからアクセスできません。これはOriginProのみの機能です。

変数

画像

操作する入力画像を指定します。デフォルトの入力はアクティブイメージです。

利用する領域

新しい座標を適用する領域を指定します。
オプションリスト

  • full:フル画像
    フル画像の端にある指定したXY座標を適用して、画像を再スケールします。
  • rec:矩形
    選択した矩形の端にある指定したXY座標を適用し、それに従って画像のその他の領域のXY座標を変更します。

利用可能な領域の最も左のX座標を指定します。

利用可能な領域の最も上のY座標を指定します。

利用可能な領域の最も右のX座標を指定します。

利用可能な領域の最も下のY座標を指定します。


説明

このXファンクションは、フル画像または選択した矩形領域に新しいXY座標スケールを適用して画像を再スケールします。

選択した利用可能な領域がフル画像の場合、指定したおよびの値が与えられ、画像のX座標の最小値がに、X座標の最大値がにセットされます。その他のX座標は再設定され、の間で線形で等間隔になります。同様に、指定されたの値が与えられ、画像のY座標の最小値がに、Y座標の最大値がにセットされます。 その他のY座標は再設定され、の間で線形で等間隔になります。

利用可能な領域が矩形の場合、ユーザは画像上の矩形オブジェクトを移動およびサイズ変更することで、その領域を選択することができます。指定された左、上、右、の座標値が与えられ、選択した領域の左、上、右、下のXY座標がこれらの値に再設定され、その他の座標値は、それに従って、選択した領域の座標が線形で等間隔になるよう維持します。選択した領域の新しいXY座標に従って、画像のその他の領域のXY座標が再配置されます。結果として、入力画像が再スケールされます。

サンプル

次のサンプルは、このXファンクションを使って、選択した矩形領域上で新しいXY座標スケールを指定することにより画像を再スケールする方法を示しています。

1. 新しい行列を作成し、\Samples\Image Processing and Analysisフォルダにある Flower.jpg ファイルをインポートします。

2. メニューから、「行列:次数/座標値の設定... 」を選び、ダイアログを開くと、X座標スケールが0から931、Y座標スケールが0から793になっていることが分かります。

3. 次数/座標値の設定ダイアログを閉じ、メニューから「画像:変換:再スケール」を選び、Xファンクションパネルでこの関数を開きます。

4. 利用する領域矩形にし、下図のように画像上の矩形オブジェクトを移動またはサイズ変更して、座標値を指定します。

5. 適用」ボタンをクリックして画像を再スケールします。次数/座標値の設定ダイアログを再度開き、XY座標が変わったことを確認します。

関連のXファンクション

mdim