簡単なワークシートデータセットを生成する


データを複数のワークシート列に入力する様々な方法


Note: Originの乱数生成アルゴリズムは、2016バージョン以降変更されました。詳細はシステム変数@ranを参照してください。


行番号を列に設定

行番号からデータセットを作成する簡単な処理をします。

列を選択して、以下のいずれかの方法で操作します。

  • ワークシートデータ操作 ツールバーにある、行番号値を列に設定 Button Set Col Values Index.png ボタンを押します。
  • 列:列値の一律設定:行番号を選択します。
  • 列を右クリックして、列値の一律設定:行番号を選択します。

一様乱数を列に設定

このメニューコマンドは、ワークシート列に0から1の範囲の一様乱数を入力します。

列を選択して、以下のいずれかの方法で操作します。

  • ワークシートデータ操作 ツールバーにある、一様乱数を列に設定 Button Set Col Values Uniform Random.png ボタンを押します。
  • 列:列値の一律設定:一様乱数を選択します。
  • 列を右クリックし、列値の一律設定:一様乱数を選択します。

最大値と最小値はORIGIN.INIファイル、[FillColumn]セクションのUNIFORM_MIN と UNIFORM_MAX の各変数で定義されています。デフォルトでは、それぞれの変数は0と1に設定されています。

正規乱数を列に設定

このメニューコマンドは、ワークシート列に0から1の範囲の正規乱数を入力します。

列を選択して、以下のいずれかの方法で操作します。

  • ワークシートデータ操作 ツールバーにある、正規乱数を列に設定 Button Set Col Values Normal Random.png ボタンを押します。
  • 列:列値の一律設定:正規乱数を選択します。
  • 列を右クリックし、列値の一律設定:正規乱数を選択します。

正規乱数の生成で、平均と標準偏差はORIGIN.INIファイル、[FillColumn]セクションのNORMAL_MEANおよびNORMAL_SIGMAの各変数で定義されています。デフォルトでは、それぞれの変数は0と1に設定されています。

数字のセットで列を設定

patternN ダイアログボックスを使って、選択した列にパターン化した数値データを入力します。

このダイアログを開くには、設定したい列を選択します。

  1. 列:列値の一律設定:数値セットを選択します。

または、

  1. 右クリックし、列値の一律設定:数値のセットを選択します。

patternNダイアログボックス

The PatternN Dialog Box.png

次の表で patternN ダイアログでの制御をまとめています。

開始 作成する期間の開始値を指定します。
終了 作成する期間の終了値を指定します。
増分 作成する期間の増分を指定します。
モード 作成されたデータがどのように配置されるか指定します。
  • 繰り返し
    作成されたデータの期間の値は選択された列を昇順/降順で入力します( 増分 が正の数の場合昇順になり、負の数の場合は降順になります)。各値に対する繰り返し時間そのシークエンスに対する繰り返し回数 を設定できます。
  • ランダム配置データ
    選択した列の個々のセルに、生成されたデータシーケンス からランダムに選択された値が出力されます。セット全体の全体数 を使うと、生成されたデータセットのサイズを決定することが出来ます。
各値に対する繰り返し時間 この入力ボックスは、モード に対して繰り返しが選択されているときのみ利用できます。生成されたデータ期間の中で各値が何回繰り返されるか指定します。
そのシークエンスに対する繰り返し回数 この入力ボックスは、モード に対して繰り返しが選択されているときのみ利用できます。生成されたデータ期間の中でデータセット全てが何回繰り返されるか指定します。
全てのセットの回数 この入力ボックスは、モードに対してランダム が選択されているときのみ利用できます。(繰り返し が選ばれている場合は、リードオンリーになっています)現在の設定で作成されるデータの数がデータセット全体でいくつになるのか指定します。この値を変更するには、<自動> からチェックを外します。

日付/時間の値のセットで列の値を設定

日付/時間の値のセットは、patternD ダイアログを使って、選択した列に出力することが出来ます。

このダイアログを開くには、設定したい列を選択します。

  1. 列:列値の一律設定:日付/時間の値のセットを選択します。

または、

  1. 右クリックし、列値の一律設定:日付/時間の値のセットを選択します。

patternDダイアログボックス

The PatternD Dialog Box.png

次の表で patternD ダイアログでの制御をまとめています。

フォーマット 作成するデータのフォーマットを指定します。
  • 日付
    生成されるデータセットは日付形式になります。
  • 時間
    生成されるデータセットは時間形式になります。
表示 日付/時間データの表示形式を指定します。詳細は、このページをご覧ください。
カスタム表示 このチェックボックスは、表示カスタム表示を選択した時のみ利用可能です。日時/時間のカスタムフォーマットを選択して入力することが出来ます。詳細は、カスタム日時フォーマットを参照してください。
開始 作成する期間の開始値を指定します。フォーマット日付の場合、カレンダー型のコンボボックスになり、フォーマット時間の場合は、テキスト入力ボックスに成ります。
最終 作成する期間の終了値を指定します。フォーマット日付の場合、カレンダー型のコンボボックスになり、フォーマット時間の場合は、テキスト入力ボックスに成ります。
増分 作成する期間の増分を指定します。増分は整数を入力します。
増分の単位 増分の単位を指定します。ドロップダウンリストのオプションは、時間日付 と、 です。
モード 作成されたデータがどのように配置されるか指定します。
  • 繰り返し
    作成されたデータの期間の値は選択された列を昇順/降順で入力します( 増分 が正の数の場合昇順になり、負の数の場合は降順になります)。また、各値の繰り返しの数や、生成された期間全体を定義して、データセットサイズを決める事ができます。
  • ランダム配置データ
    選択された各列のセルに対して、作成された期間から値がランダムに設定されて入力されます。セット全体の全体数 を指定して、生成されるデータセットのサイズを決定することが出来ます。
各値に対する繰り返し時間 この入力ボックスは、モード に対して繰り返しが選択されているときのみ利用できます。生成されたデータ期間の中で各値が何回繰り返されるか指定します。
そのシークエンスに対する繰り返し回数 この入力ボックスは、モード に対して繰り返しが選択されているときのみ利用できます。生成されたデータ期間の中でデータセット全てが何回繰り返されるか指定します。
全てのセットの回数 この入力ボックスは、モードに対してランダム が選択されているときのみ利用できます。(繰り返し が選ばれている場合は、リードオンリーになっています)現在の設定で作成されるデータの数がデータセット全体でいくつになるのか指定します。この値を変更するには、<自動> からチェックを外します。

テキストと数値の任意のセットで列の値を設定

patternT ダイアログを使って、選択された列に任意の文字列を含んだデータ型を出力できます。

このダイアログを開くには、設定したい列を選択します。

  1. 列:列値の一律設定:テキストと数値の任意のセットを選択します。

または、

  1. 右クリックし、列値の一律設定:テキストと数値の任意のセットを選択します。

patternTダイアログボックス

The PatternT Dialog Box.png

次の表で patternT ダイアログでの制御をまとめています。

繰り返すためのテキスト 選択した列に出力する値を入力します。値はテキストでも数値でも構いません。各値の間の区切り文字は「スペース」になります。値にスペースを追加したい場合、引用符(“”)を使用して1つの値である事を示します。
モード 作成されたデータがどのように配置されるか指定します。
  • 繰り返し
    作成されたデータの期間の値は選択された列を昇順/降順で入力します( 増分 が正の数の場合昇順になり、負の数の場合は降順になります)。また、各値の繰り返しの数や、生成された期間全体を定義して、データセットサイズを決める事ができます。
  • ランダム配置データ
    選択された各列のセルに対して、作成された期間から値がランダムに設定されて入力されます。セット全体の全体数 を使うと、生成されたデータセットのサイズを決定することが出来ます。
各値に対する繰り返し時間 この入力ボックスは、モード に対して繰り返しが選択されているときのみ利用できます。生成されたデータ期間の中で各値が何回繰り返されるか指定します。
そのシークエンスに対する繰り返し回数 この入力ボックスは、モード に対して繰り返しが選択されているときのみ利用できます。生成されたデータ期間の中でデータセット全てが何回繰り返されるか指定します。
全てのセットの回数 この入力ボックスは、モードに対してランダム が選択されているときのみ利用できます。(繰り返し が選ばれている場合は、リードオンリーになっています)現在の設定で作成されるデータの数がデータセット全体でいくつになるのか指定します。この値を変更するには、<自動> からチェックを外します。

セルのグループを事前に選択し、アクティブなセルに数字またはテキストを入力してから、Alt + Enterを押して、選択したセルに共通のエントリを入力できます。不連続な選択がサポートされています。