Mann-Whitney検定

内容

  1. 1 イントロダクション
  2. 2 欠損値の扱い
  3. 3 Mann-Whitney検定を実行


イントロダクション

Wilcoxon/Mann-Whitney 検定は、2つの標本を非正規分布で比較するための一般的なノンパラメトリック検定で、2標本のt検定に代わる強力な手法です。Mann-Whitney 検定は、標本が同一な分布の母集団からとられたものであるかどうかを検定します。この検定は、順位データで実行され、したがって、順序データのために使用されます。

欠損値の扱い

データ範囲内の欠損値は、分析には含まれません。

Origin 2015から、グループ範囲内の欠損値と対応するデータ値は分析から除外されます。これ以前のバージョンでは、グループ範囲内の欠損値は、一つのグループとして扱われます。

Mann-Whitney検定を実行

Mann-Whitney検定を実行するには

  1. メニューから統計:ノンパラメトリック検定:Mann-Whitney検定を選択します。これは「mwtest」ダイアログボックスを開きます。
  2. ダイアログでは「データ範囲」と「対立仮説」を指定します。正確なP値を求めるには、正確なP値チェックを付けてください。
  3. OKをクリックすると、レポートテーブルのシートが作成され、そこに 順位表自由度U統計量 および Z統計量、関連するp値検定の結論が表示されます。
Note:OriginはMann-Whitney検定の結果として漸近的P値と正確なP値の両方を出力します。

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