w2m
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ワークシート:行列に変換:直接
概要
ワークシートのデータを直接行列に変換します。ここで、X,Y 座標はワークシートの最初の列/行または行ヘッダラベルで指定します
追加の情報
この機能はOrigin8.0 SR4で更新されています。詳細は、リリースノート のセクションをご覧下さい。
コマンドラインでの使用法
1. w2m iw:=[Book1]Sheet1! xy:=noxy;
2. w2m trim:=1;
3. w2m iw:=[Book1]Sheet2;
4. w2m om:=[MBook1]MSheet2;
5. w2m [Book2]1 [MBook3]MSheet2!Mat(1);
6. w2m iw:=[book1]sheet1! xy:=xcol xlabel:=param param:=L;
変数
表示
名 |
変数
名 |
I/O
と
データ型 |
デフォルト
値 |
説明 |
ワークシートの入力 |
iw |
入力
Worksheet
|
<active>
|
変換するワークシートを指定します。 |
データフォーマット |
xy |
入力
int
|
noxy
|
X と Y 座標を指定します。
オプションリスト
- 0.X座標が元のワークシートの行の値から、列をまたぐときに指定します。
- 1.Y座標が元のワークシートの行の値から、列をまたぐときに指定します。
- 2.X、Y座標を指定せずにワークシート全体を直接変換します。XとYの座標は整数値です。
|
Xデータの場所 |
xlabel |
入力
int
|
|
データフォーマットとして列方向のXが選択されているときに利用可能です。ワークシートの最初の行または、列ラベル行を選択できます。
オプションリスト
- X座標として行列の列インデックスを使用します。
- 1行目のデータ行をX座標として使用します。
- 列ラベル行の値をX座標として使用します。
|
第1列がYデータ |
ycol |
入力
int
|
0
|
データフォーマットとして列方向のXが選択されているときに利用可能です。チェックを付けると最初の列の値をY座標とします。 |
Yデータの場所 |
ylabel |
入力
int
|
|
データフォーマットとして列方向のYが選択されているときに利用可能です。ワークシートの最初の行または、列ラベル行を選択できます。
オプションリスト
- Y座標として行列の行インデックスを使用します。
- 1行目のデータ行をY座標として使用します。
- 列ラベル行の値をY座標として使用します。
|
第1列にX値 |
xcol |
入力
int
|
0
|
データフォーマットとして列方向のYが選択されているときに利用可能です。チェックを付けると最初の列の値をX座標とします。 |
列ラベル |
param |
入力
string
|
|
Xデータの場所またはYデータの場所として、列ラベル が選択されているときに利用可能です。XまたはY座標として使用するラベル行を指定します。各列ラベル行を表す文字については列ラベル行の文字 を参照してください。 |
等間隔判定の許容値(%) |
tol |
入力
double
|
5
|
等間隔かチェックするのに使用する許容値です。 |
座標に対する線形フィットでの予測値を使用 |
lr |
入力
int
|
0
|
このチェックボックスは座標に線形フィット推定を使用するかを指定します。 |
欠損値の調整 |
trim |
入力
int
|
1
|
欠損行または列を取り除くか決定します。 |
出力行列 |
om |
出力
MatrixObject
|
<新規>
|
出力行列を指定します。
出力表記シンタックスをご覧ください。
|
説明
このXファンクションは、ワークシートデータを行列に変換します。
行列は1つのZ値のデータセットを表示し、次のように配置されます。
-
- 線形 で等間隔なX値にマッピングされた番号付き列
- 線形 で等間隔なY値にマッピングされた番号付き行
デフォルトで、Originは行列の列番号や行番号を行や列の見出しに表示します。(下図の左)XおよびY値を表示するには(下図の右)、メニューから表示:X/Yを表示を選択します。
-
XまたはY値を指定せずにワークシートを変換する場合、Originはワークシート値を直接行列に変換し、自動的に行列の座標を割り当てます。座標をリセットするには、行列:次数/ラベルの設定とメニューから操作します。ワークシートのセルまたはラベルにXまたはY座標の情報が含まれる場合、次のように構成されます。
新しい行列のXおよびY座標は、これらの値でセットされます。(Note: XおよびY座標値は等間隔になります。)
例えば、
- Xデータが1行目にあり、Yデータが1列目にある場合、Xファンクションは、次のような (列数 -1) × (行数 -1) のZ値行列を作成します。
- ワークシートラベルにY値があり、X値が指定されていない場合、このXファンクションは、次のような行列を作成します。
この場合、出力行列は変換時に転置されます。
ワークシートの行全体または列全体に対して欠損値がある場合、欠損値の調整ボックスにチェックを付けると、欠損値の行または列を調整します。
サンプル
/* このサンプルでは、ワークシートデータを行列に変換する方法を示します。サンプルデータは、exe_パス\Samples\Matrix Conversion and Gridding\DirectXY.dat です。1.新しく作成したワークブックにデータをロード2.最初の行をXとし、最初の列をYとしてワークシートデータを行列に変換 */ // サンプルデータ取得 fn$ = system.path.program$ + "Samples\Matrix Conversion and Gridding\DirectXY.dat"; newbook; impASC fn$; // 最初の行をXとし、最初の列をYとしてワークシートデータを行列に変換 w2m xy:=0 xlabel:=row1 ycol:=1;
関連 X ファンクション
m2w, r2m, wexpand2m
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