interpxyz

内容

  1. 1 メニュー情報
  2. 2 概要
  3. 3 追加の情報
  4. 4 コマンドラインでの使用法
  5. 5 変数
  6. 6 説明
  7. 7 サンプル
  8. 8 アルゴリズム
  9. 9 関連のXファンクション

メニュー情報

解析:数学:XYZトレース補間

概要

XYZデータに対してトレース/周期的な補間を実行

追加の情報

必要なOriginのバージョン: Origin 8.5 SR0以降

コマンドラインでの使用法

 

interpxyz iz:=Col(3) method:=linear npts:=50;

 

変数

表示名 変数名 I/O

データ型
デフォルト値 説明
入力 iz

入力

XYZRange

<active>

補間を行いたいXYZデータの範囲を指定します。

手法 method

入力

int

<0>

その手法は補間で使用します。

オプションリスト

  • linear:線形
    線形補間を使用します。
  • spline:3次スプライン
    3次スプライン補間手法を使用します。
  • bspline:3次Bスプライン
    3次Bスプライン補間手法を使用します。
ポイント数 npts

入力

int

<10>

補間したデータセットのデータポイントの数を指定します。

出力 oz

出力

XYZRange

<new>

補間したデータの出力先を指定します。

シンタックスはここをご覧ください。

説明

このXファンクションはXYZデータに対して補間を実行します。補間の手法には線形、3次スプライン、3次Bスプラインが含まれています。

サンプル

  1. <Origin インストールディレクトリ>\Samples\Mathematics\ フォルダにある、Interpolation.dat をインポートします。
  2. C列を選択して右クリックし、列XY属性の設定:Z列を選択します。メインメニューから解析:数学:XYZトレース補間を選択し、ダイアログを開きます。
  3. 入力の項目に適切なデータ範囲が入力されていることを確認します。そして、手法を3次スプラインにします。
    Interpxyz example dialog.png
  4. OK をクリックして補間を実行します。

アルゴリズム

一般に、2つの隣り合うデータポイント間で補間されると、最終的なデータセットのデータポイントの数は、ポイント数変数と同じになります。

詳細なアルゴリズムは下記のようになります。

異なる一連の三要素のデータ (x_i\,, y_i\,,z_i\,), i = 0, 1, ... n-1 が与えられると、n-1:

x_i<x<x_{i+1},x=x_i+\frac j{npts}\left( x_{i+1}-x_i\right)

y_i<y<y_{i+1},y=y_i+\frac j{npts}\left( y_{i+1}-y_i\right)

z_i<z<z_{i+1},z=z_i+\frac j{npts}\left( z_{i+1}-z_i\right)

ここで、 j=1,2,3...(npts-1) です(npts はポイント数で指定した値)。

関連のXファンクション

interp1, interp1xy, spline, bspline, interp1q, interp2, interp1trace