interp1

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解析:数学:XからYを補間/補外

概要

XYデータに対して線形補間または補外を実行し、与えられたXに対するY値を4つの方法を用いて取得します。

オプション 変数は、Origin 2015以降のバージョンで利用できます。

コマンドラインでの使用法

1. interp1 ix:=Col(3) iy:=(Col(1), Col(2));

2. interp1 ix:=Col(3) iy:=Col(2) ox:=Col(4);

3. interp1 ix:=Col(3) iy:= Col(2) method:= bspline coef:=Col(4);

4. interp1 ix:=Col(3) iy:=(Col(1), Col(2)) method:=spline;

5. interp1 ix:=Col(3) iy:=Col(2) method:=spline ox:=<new> coef:=<new>;

変数

表示
変数
I/O

データ型
デフォルト
説明
補間するX値 ix

入力

vector

<unassigned>
補間するベクターデータ
入力 iy

入力

XYRange

<active>
補間するXY範囲
方法 method

入力

int

線形
補間をする手法

オプションリスト

  • linear:線形{0}
method:=0 線形補間が速い方法で、隣り合う2つのデータポイント間に直線を引き、データポイントの値を求めます。結果のポイントは、欠損値データに対してはあまり正確ではありません。
  • spline:3次スプライン{1}
method:=1 この方法は入力データを指定した数に分割し、各セグメントに対して、3次多項式でフィットします。各3次関数に対して2階微分が0に等しくセットされます。これらの境界条件があっていると、関数全体はで構成できます。
  • bspline:3次Bスプライン{2}
method:=2 この方法も入力データを指定した数で分割し、各セグメントに対して、ベジェスプラインでフィットします。
  • akima:Akima スプライン{3}
method:=3 この方法は複数の多項式から作成された区分関数を元にしています。akima補間は外れ値に対しても安定しています。

詳細は各補間方法のアルゴリズム を確認してください。

補外オプション option

入力

int

0
ix で指定されたデータ範囲の一部が、iy で指定されたX範囲の外側にあるとき、これらの結果Y値は外挿から計算されるため、この範囲部分は補外範囲としてみなされます。このオプションは、対応するY値をどのように補外するか指定するために使用します。

オプションは以下です。

  • extrap:補外{0}
    最後の2点を使用してYを補外します。
  • miss:欠損値をセット{1}
    補外範囲内のY値を欠損値としてセットします。
  • repeat:最終値を繰り返す{2}
    補外範囲内のすべての値のX値から最も近い入力XのY値を使用します。
境界 boundary

入力

int

notaknot
境界条件は3次スプラインでのみ利用できます

オプションリスト

  • natural:自然{0}
両端で二次微分が0
  • notaknot:Not-A-Knot{1}
二次微分および二次微分の最後のポイントで三次微分が連続
スムージング因子 sf

入力

double

0
非負のパラメータは、キュービックBスプラインで補間された曲線の滑らかさを指定します。因子はスムージングと実際のデータへの忠実度のバランスをコントロールします。値が大きいほどスムーズな曲線になります。
補間の結果 ox

出力

vector

<new>
出力ベクトルはixに補間されます。
係数 coef

出力

vector

<optional>
スプラインまたはBスプライン法を使うときのスプライン係数

サンプル

1.\Samples\Mathematics フォルダ内のInterpolation.dat をインポートします。

2.列Bを選択し、メニューから解析:数学:補間/補外(XからYを検索)を選択してダイアログを開きます。

3.入力ブランチには正しいデータ範囲が入っているはずなので、補間するX値編集ボックスの隣にあるドロップダウンリストからCol(C)を選択します。

4.手法で3次B-スプラインを選択します。

5.OK をクリックして、補間を実行します。


詳細な情報

詳細は、ユーザガイドのこのページ を参照して下さい

  • 説明
  • アルゴリズム
  • リファレンス

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