interp1xy

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解析: 数学: 補間/補外

概要

複数の手法でXYデータの線形補間/補外を実行します

コマンドラインでの使用法

1. interp1xy iy:=Col(2) method:=spline npts:=50;

2. interp1xy iy:=Col(2) method:=bspline sf:=0.5;

3. interp1xy iy:=Col(2) method:=bspline npts:=50 coef:=Col(3);

Xファンクションの実行オプション

スクリプトからXファンクションにアクセスする場合、追加のオプションスイッチについてのページを参照してください。

変数

表示
変数
I/O

データ型
デフォルト
説明
入力 iy

入力

XYRange

<active>
補間するXY範囲を指定します。
手法 method

入力

int

0
補間をする手法

オプションリスト

  • linear:線形
    method:=0 線形補間が速い方法で、隣り合う2つのデータポイント間に直線を引き、データポイントの値を求めます。結果のポイントは、欠損値データに対してはあまり正確ではありません。
  • spline:3次スプライン
    method:=1 この方法は入力データを指定した数に分割し、各セグメントに対して、3次多項式でフィットします。各3次関数に対して2階微分が0に等しくセットされます。これらの境界条件があっていると、関数全体はで構成できます。
  • bspline:3次Bスプライン
    method:=2 この方法も入力データを指定した数で分割し、各セグメントに対して、ベジェスプラインでフィットします。
  • akima:Akima スプライン
    method:=3 この方法は複数の多項式から作成された区分関数を元にしています。akima補間は外れ値に対しても安定しています。

詳細は各補間方法のアルゴリズム を確認してください。

ポイント数 npts

入力

int

<自動>
補間するポイントの数を指定します。ポイント数(npts)が指定されていない場合、デフォルトの<auto> = min( n*5, 1000)です。ここで、nは入力ポイントの数です。つまり、ポイント数nが200未満の場合、npts=5*n,、それ以外の場合はnpts=1000です。
X最小 xmin

入力

double

<自動>
補間曲線のXの最小値
X の最大値 xmax

入力

double

<自動>
補間曲線のXの最大値
境界 boundary

入力

int

1
境界条件は3次スプラインでのみ利用できます

オプションリスト

  • natural:自然
    両端で二次微分が0
  • notaknot:Not-A-Knot条件
    二次微分および二次微分の最後のポイントで三次微分が連続
スムージング因子 sf

入力

double

<自動>
非負のパラメータは、キュービックBスプラインで補間された曲線の滑らかさを指定します。因子は、滑らかさと近似とのバランスをコントロールするものです。より大きな値は、より滑らかな曲線になります。
図上で補間 apparent

入力

int

0
グラフ上で補間を行う場合のみ利用できます。軸スケールの種類を他の種類に変更する場合、図上値によるフィットで補間するかどうかを指定します。
出力 oy

出力

XYRange

(<autoX>, <新規>)
出力XYデータ範囲を指定します。

シンタックスはここをご覧ください。

係数 coef

出力

vector

<optional>
係数を表示するかどうかと、どの列に表示するかを指定します。

サンプル

1. \Samples\Mathematics フォルダ内のInterpolation.dat をインポートします。

2. 列B を選択し、メニューから解析: 数学: 補間/補外を選択し、ダイアログを開きます。

3. 手法で3次B-スプラインを選択し、ポイント数の編集ボックスには50を入力します。

4. OKボタンをクリックして実行します。Originは50ポイントの補間点がある、新しいY列を作成します。

詳細な情報

詳細は、ユーザガイドのこのページ を参照して下さい

  • 説明
  • アルゴリズム

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キーワード:補間, 補外