補間/補外

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説明

補間は、既知の離散データから新しいデータポイントを計算し、作成する方法です。この関数は、次の4つの手法の中の1つを用いて、線形に等間隔な補間曲線を生成します。線形キュービックスプラインキュービックBスプラインAkimaスプライン

この関数を使用するには、

  1. データを入力した、新しいワークシートを作成します。
  2. メニューから解析:数学:補間/補外を選択します。これにより、interp1XYダイアログが開きます。


このダイアログボックスは、interp1xyXファンクションを実行して補間/補外の計算を行います。

ダイアログオプション

再計算

分析結果の再計算を制御します。

  • なし
  • 自動
  • 手動

詳細情報は、 分析結果の再計算をご覧下さい。

入力

補間するXY範囲を指定します。

範囲の設定に関する詳細は、入力データの指定をご覧ください。

手法

補間/補外の手法を指定します。

  • 線形
    線形補間が速い方法で、隣り合う2つのデータポイント間に直線を引き、データポイントの値を求めます。この手法は、計算が集約された手法と比べ正確性で劣ります。
  • 3次スプライン
    この方法は入力データを指定した数に分割し、各セグメントに対して、3次多項式でフィットします。各3次関数に対して2階微分が0に等しくセットされます。これらの境界条件があっていると、関数全体はで構成できます。
  • 3次B-スプライン
    この方法も入力データを指定した数で分割し、各セグメントに対して、ベジェスプラインでフィットします。
  • Akimaスプライン
    この方法は複数の多項式から作成された区分関数を元にしています。Akima補間は外れ値に対しても安定しています。
ポイント数

補間するポイントの数を指定します。

Xの最小値

補間曲線のXの最小値

X の最大値

補間曲線のXの最大値

境界

境界条件は3次スプラインでのみ利用できます

  • 自然
    両端で2階微分が0
  • Not-A-Knot条件
    2階微分および2階微分の最後のポイントで3階微分が連続
スムージング因子

非負のパラメータは、キュービックBスプラインで補間された曲線の滑らかさを指定します。因子は、滑らかさと近似とのバランスをコントロールするものです。より大きな値は、より滑らかな曲線になります。

スムージング因子は3次B-スプラインでのみ利用できます

係数

スプラインまたはBスプライン法を使うときのスプライン係数

図上値によるフィット

補間がグラフ上で行われる場合のみ利用できます。これが選択されていると、軸スケールタイプが線形からlog10などに変更されているとき、図上の値に対して補間が実行されます。

出力

出力XYデータ範囲を指定します。

アルゴリズム

詳細なアルゴリズムは、XからYを補間/補外する をご覧ください。

参考文献

参考文献については、XからYを補間/補外する をご覧ください。