FAQ-660 LabTalkスクリプトで記述統計を計算する方法

最終更新日:2015/03/27

選択した範囲または指定した列で

Xファンクション Stats を使用して、選択した範囲または指定した列に対して記述統計を実行できます。

シンタックスは次のようになります。

stats ix:=<active> //選択した範囲で
stats ix:=wcol(1) // 第1列で

以下の統計値が出力されます。

統計 記憶される結果
平均 stats.mean
合計 stats.sum
最小 stats.min
最大 stats.max
標準偏差 stats.sd
ポイント数 stats.n

例えば、

stats ix:=wcol(1)
// 結果を表示
stats.mean=;
stats.sd=;
stats.sum=;
Note:

変数にラベルを定義し、後の操作で使用できます。たとえば、

stats ix:=col(a) mean:=m sd:=std sum:=mysum
// 結果を表示
m=;
std=;
mysum=;
                
行で

Xファンクション Rowstats は、複数の列を渡って使用でき、各行の統計(平均、SD、SEM、最小、最大、n、合計)を含む新しいデータセットを返します。

例えば、

rowstats irng:=col(1):col(3) mean:=<new> sd:=<new>; // 新しい列に各行の平均とSDが生成される
rowstats irng:=col(1):col(3) mean:=wcol(4) sd:=<optional>; // 各行の平均を4番目の列に出力

記述統計のためのLabTalkスクリプトについての詳細は、このページを確認してください。


キーワード: LabTalk, 記述統計