ワークシートスタイル適用とテーマ保存

ワークシートスタイル(またはフォーマット)はワークシートプロパティをまとめまったので、Windowsのクリップボードにコピーできます。 ワークシートテーマは、ファイルに保存されたワークシートプロパティのグループです。 一度ワークシートプロパティをテーマファイル(.OTH)で保存しておけば、必要に応じて最適用、または修正することができます。

フォーマットのコピーと貼り付けワークシートテーマは、どちらも複数のワークシートの外見を変更させるものです。これらの機能では、複数のフォーマットで文書を作成するときに、ワークシートのカスタマイズが可能です。 フォーマットのコピーと貼り付けまたは、テーマを使ってプロパティをコピーし、1つ以上の選択したワークシート、現在のワークシート、現ブックのすべてのワークシート、現フォルダの全ワークシート、プロジェクトファイル内の全ワークシートに適用できます。

以下では、これまでの2つの方法をそれぞれ紹介します。

表示フォーマットのコピーと貼り付け

フォーマット、ショートカット、メニューコマンドやダイアログボックスをコピー・貼り付けする際に、ワークシートのプロパティを適宜利用することができます。 ワークシートおよびグラフのフォーマットのコピーと貼り付けは同じなので、詳細は、フォーマットのコピーと貼り付けを参照してください。 フォーマットのコピーと貼り付けは次のようにして行います。

  1. ワークシートを作成・編集します。
  2. ワークシートのタイトルバーかワークシートの灰色の領域で右クリックして、フォーマットのコピー:色フォーマットのコピー:フォントフォーマットのコピー:全てを選択します。
  3. 目的のワークシートを選択して、タイトルバーまたはグレーの領域を右クリックしてフォーマットの貼り付けを選択します。

フォーマットをテーマに保存

ワークシートプロパティはテーマとして保存することができます。保存したテーマは、環境設定: テーマオーガナイザから適用することができます。

カスタマイズしたワークシートをテーマファイルとして保存するには、次のように操作します。

  1. コマンドウィンドウで以下を入力し、Enterキーを押して実行します。これは、ワークシートテーマエディタダイアログにアクセス可能なメニューコマンドを有効にします。
    @WEF = 1;
  2. ワークシートのタイトルバーまたは灰色の領域を右クリックしてフォーマットの編集を選択します。
  3. ワークシートテーマエディタダイアログで、テーマを編集し名前を付けて保存ボタンをクリックします。このダイアログについての詳細情報は、ワークシートテーマエディタのページを参照してください。
Note: 今後のOriginのセッションでフォーマットの編集メニューを表示するには、メインメニューからツール:システム変数を選択して、システム変数を設定ダイアログを開きます。WEF を 1にセットします。