データ削減

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ワークシートに既に存在しているデータは、Originのさまざまなツールを使って、データ数を少なくすることができます。次のテーブルは、利用可能なツールのサマリーです。これらのツールは全てワークシートがアクティブなときに、解析:データ操作メニューまたはワークシートメニューからアクセスできます。いくつかのツールは、グラフウィンドウがアクティブなときも利用できます。

ツール Xファンクション名 説明
等間隔のXに削減する reduce_ex 1つのXY曲線を操作します。等間隔のX値となるようデータを少なくして出力します。入力データが等間隔でない場合、削減する前に補間を行います。
複数のXデータを削減します。 reducedup 1つのXY曲線を操作します。X値が同じ場合、Y値の取り扱う方法を指定して、すべてのXYを対で削減します。テキストデータに対して同様に処理を行うメニューワークシート:複数行を削除もご覧下さい。
行の削減

wdelrows

reducerows

wreducerows

wdelrows: ワークシートのすべてまたは一部の列に対して操作します。指定した行数毎にスキップし、データサイズを小さくします。

reducerows: 選択した複数列で操作します。N行毎のデータポイントを指定した基本的な統計値(例えば平均値)に置き換えます。

wreducerows: ワークシートのすべてまたは一部の列に対して操作します。このXファンクションはwdelrowsとreducerowsの機能を組み合わせています。

列の削減

wreducecols

ワークシートの全てまたは一部の列に作用します。そしてワークシートの列を削除または統計的に統合させて列の削減を行います。

グループで削減する reducexy 1つのXY曲線を操作します。グループの数、Nポイント毎、X増分などを指定してデータをグループ化します。そして、平均、最小値、最大値などの量でXとYを置き換えます。

ワークシートにファイルをインポートするときにデータを削減することもできます。インポートウィザードと同様に、特定のファイルタイプに対して、オプションダイアログ部分インポート のオプションを提供しています。これは、n行毎にインポートしたり、m行毎にスキップするというパターンを繰り返して、データサイズを小さくします。後で、ファイル全体を 再インポートすることができます。