Scatter-Matrix-Plot
散布図行列は、行列形式で表したいくつかの変数の散布図を対として構成したものです。どの変数同士で相関があるかや、相関が正か負かを判断するために使用できます。
散布図行列を作成するには
選択された各列(またはその範囲)は、散布図レイヤとして他の選択された列(またはその範囲)ごとにプロットされ、すべてのレイヤはグラフ内にマトリックス形式で表示されます。
このダイアログを使用して、散布図行列の設定を行えます。
グループ範囲を指定します。散布図がグループ範囲のレベルごとに色付けされます。
行列の形式には4つのオプションがあります。
このオプションを選択すると、追加の統計情報が利用可能になります。行列の表示は、追加の統計情報の位置を設定できます。
ソースデータ列のロングネームを表示するか指定します。
目盛とラベルの構成方法を以下のオプションから選択します。
各レイヤ間にギャップを表示するかどうかを指定します。値を入力してレイヤ間の間隔を幅の%単位で制御します。
これがチェックされると、選択された信頼水準に基づいて信頼楕円が各グラフに描かれます。
変数の各ペアに線形フィットを実行します。
フィット式のデフォルト値は、y=$(a, *)+$(b, *)*xであり、aとbはScatterMatrixStats結果シートの行列です。 式は散布図行列の左上隅に配置されます。
y=$(a, *)+$(b, *)*x
この場合、値に応じてラベルのサイズが変わります。
欠損値を除外するかどうかを指定します(リストワイズ)。行に欠損値がある場合、すべてのデータセットに対する全行を除外します。
これにより、楕円と近似の計算データが格納される場所が決まります。デフォルトの場所は、ソースワークブック([<input>])内の新しいワークシート(<new>)です。
これにより、ピアソンのr、補正R-二乗 と フィット式 がどこに保存されるかが決まります。デフォルトの場所は、ソースワークブック([<input>])内の新しいワークシート(<new>)です。
Note:N個のデータセットまたは範囲を選択すると、 N^2-N個のグラフが作成されます。多数のデータセットまたは範囲を選択すると、計算時間が劇的に長くなり、グラフが小さくなります。
Origin 2023bから、グループ範囲が指定されている場合、個々のグループでの結果 (信頼楕円、線形フィット、統計情報を含む) が出力されます。対角セルにおけるプロットの色も散布図のグループの色に従います。