昇順または降順のどちらかでソートされた観測データ が与えられる場合、シャピロ・ウィルクのW統計量は次のように定義されます。
ここで
上記は標本の平均で、 aiのi=1, 2, …, n は数学的な重みであり、その値は、サンプルサイズnだけに依存します。
Originで使われるアルゴリズムは、Patrick Royston (1995)による Applied Statistics Algorithm R94 を利用しています。関数はサンプルサイズ3をサポートしています。
自由度(DF)は、サンプルサイズと同じです。
Originは、この統計量を計算するのに、NAG関数nag_1_sample_ks_test (g08cbc) を呼び出します。アルゴリズムについての詳細は、関連のNAG文書を参照して下さい。
リリフォース検定は、コルモゴルフ-スミルノフ検定を改良したもので、統計値はコルモゴルフ-スミルノフ検定と同じ方法で計算されます。しかし、p値はリリーフォース検定がデータの平均と分散を考慮しないので、コルモゴルフ-スミルノフ検定のp値とは異なります。DallalとWilkinson (1986)の方法がp値の計算に使われます。
昇順または降順のどちらかでソートされた観測データ が与えられる場合、Anderson Darling統計量は次のように定義されます。
A2 = - n - S
F はF 分布の累積分布関数を表しています。
昇順または降順のどちらかでソートされた観測データ が与えられる場合、Chen-Shapiro 統計量は次のように定義されます。
と は標準正規分布の逆になります。