ImpWiz-ExtractVar
インポートウィザードでファイルをインポートするとき、ファイル名とヘッダ情報を変数として認識させることができます。情報の抽出については、「変数抽出」ページで編集することができます。変数が抽出されると、今後使用するためにインポート先のページに保存されます。
ファイル名からは、4つの標準的なファイル名変数(パス+ ファイル名. 拡張子、パス、ファイル名.拡張子、ファイル名のみ)が抽出されます。さらに、すべてのヘッダ行 (メインヘッダ行とサブヘッダ行)から変数を供給することもできます。インポートウィザードの「ヘッダ行」ページにある『メインヘッダの行数』ボックスと『サブヘッダの行数』にヘッダ行の行数を指定することができます。
抽出した変数は、目的のページの情報保存オブジェクトに保存されます。変数が保存される場所は2つあります。
これらの変数は、テキストラベルに挿入したり、「変数の挿入」ショートカットコマンドを使ってワークシートセルに挿入することができます。変数は、コマンドラインから「impinfo」Xファンクションを使うか、次のコマンドを使って、一覧表示することができます。
Page.info.user.=
Note:詳細は、この章の『インポートしたファイルのメタデータにアクセスする 』をご覧ください。
変数の情報をグラフやワークシートのテキストオブジェクトに入れる方法は数多くあります。この情報の1つの利用法として、グラフの凡例に情報を追加することができます。この例では、データファイルをインポートして、そのファイル名やヘッダ情報の一部を変数に保存するように指定し、そしてファイル名をグラフの凡例に挿入する処理を行います。