データベース用語集

Originで使用されるデータベース用語について簡単に紹介します。

  • ADO: データベースにアクセスするための一連のCOMオブジェクトであるActiveX Data Objectsの略です。 デフォルトで、OriginはADOを介してデータベースに接続します。(参照: ODBC)
  • 接続文字列: データベース接続のための情報を含む文字列です。たとえば、サーバーの名前、データベースの場所、サーバーへの接続に必要なユーザーIDとパスワードなどを含みます。
  • データベース: データベースは、組織化された情報の集まりであり、Microsoft Accessのようなデータベース管理システムDBMS)によって制御されます。 DBMSは、データを格納およびアクセスするための効率的な方法を提供します。 通常、データベース内のデータは、表形式(テーブル)で編成されています。
  • 導出表: クエリーの結果です。
  • フィールド: 表の各列はフィールドと呼ばれます。フィールドは、特定のパラメータ(たとえば、すべての顧客名、すべての住所、すべての電話番号など)に関するデータの集まりです。
  • ODBC: オープンデータベース接続の略です。データベースにアクセスするためのアプリケーションプログラムインタフェースです。(参照: ADO)
  • ODSファイル: データソース ファイルです。.odsファイルには、接続文字列が含まれ、Originがデータベースへの接続を開くために使用されます。.odsファイルには、1つのセクションが含まれ、ユーザがデータベースサービス(つまり実行するクエリ)から何を生成したいかについての情報はありません。
    .odsファイルの内容は以下のようなものです。
    [DataSource] Provider=Microsoft.Jet.OLEDB.4.0;Password="";Data Source=C:\stars.mdb;Persist Security Info=True
  • ODQファイル: データクエリー ファイルです。.odqファイルには、Origin内でデータベースに接続するために必要なすべての情報が保存されています。データベースから情報を取得するために使用される接続文字列SQLクエリを含み、また、クエリの前に実行されるスクリプトのような追加のセクションも含みます。
    .odsファイルの内容は以下のようなものです。
    [DataSource] Provider=Microsoft.Jet.OLEDB.4.0;Password="";Data Source=C:\stars.mdb;Persist Security Info=True [SQL] select * from stars
  • クエリー: 構造化問い合わせ言語SQL)などの照会言語を使用したデータベースからの情報の要求です。
  • レコード: 表の各行はレコードと呼ばれます。レコードは、特定の項目に関連する情報を含みます。 (例えば、顧客名+住所+電話番号など)
  • SQL: Structured Query Language(構造化問い合わせ言語)の略です。さまざまなデータベースからのデータにアクセスするために進化したコンピュータ言語。 SQLは、データソースから情報の一部を選択するのに使用されます。SQLクエリの結果は、ビューとして保存することも、検査のために別のアプリケーションに読み込むこともできます。
    たとえば、典型的なSQL文は次のようなものです。
    SELECT name, email, phone FROM customers
  • テーブル: データベース内の情報を整理する仮想構造です。テーブルは、レコードフィールドによって構成されます。