ダークモードDark-Mode
Origin 2024以降、Originのインターフェースでダークモードが利用できます。
ダークモードツールバーまたはシステム変数により、インターフェースでダークモードを使用するかどうか設定します。
GUIのダークモード切り替え
メニュー、ボタンを使用するか、システム変数を設定して、GUIをダークモードに切り替えることができます。
- この時点でダークモードツールバーが非表示になっている場合は、表示するかどうかを尋ねるメッセージが表示されます。
- ダークモードツールバーのGUIの切り替えボタンをクリックします。
- OriginのGUIをダークモードに設定するには、システム変数@CTP=1を設定します。ダークモードをオフにするには、システム変数@CTP=2を設定します。
ダークテーマ
Originはダークモードで複数テーマを利用できます。ダークモードのOrigin GUIの時環境設定: ダークテーマメニューを選択してテーマスタイルを変更できます。
ダークテーマをカスタマイズする
組み込みのダークテーマに応じて、カスタマイズや、ユーザー定義のダークテーマを追加することができます。
- メニューから組み込みのダークテーマの1つを選択します。
- スクリプトウィンドウで以下のスクリプトを実行します。
mem -pw;
現在のダークテーマの色がワークブックに読み込まれます。
- カラーセルをクリックし、ミニツールバーを使用して色を変更します。
ここでは、WindowTitleBarActiveを変更します。
- スクリプトウィンドウで以下のスクリプトを実行し、MyDarkとしてテーマを保存します。
mem -pe "MyDark";
- 環境設定:ダークテーマよりユーザ定義テーマを開きます。
- アクティブなWindow Title Barの色がダークモードでは更新されていることが分かります。
ウィンドウタイプのダークモードの切り替え
OriginのGUIがダークモードのとき、ボタンまたはホットキーを使用して、ウィンドウタイプごとにグローバルウィンドウダーク モードを切り替えることができます。
- ダークモードツールバーのウィンドウタイプ毎のダークモードボタン
- ワークブック/行列/グラフやレイアウト/イメージ/ノート ウィンドウをアクティブにします。
- このボタンをクリックすると、同じ種類のウィンドウでダークモード/ライトモードを切り替えます。
- ワークブック/行列/グラフやレイアウト/イメージ/ノート ウィンドウをアクティブにします。
- Alt+5を押すと、同じ種類のウィンドウでダークモード/ライトモードを切り替えます。
現在のウィンドウのダークモードの切り替え
OriginのGUIがダークモードの場合、 これらの方法で現在のウィンドウをダークモードに切り替えることができます。
- ダークモードツールバーの現在のウィンドウボタン
- ウィンドウをアクティブにします。
- このボタンをクリックすると、このウィンドウでダークモード/ライトモードを切り替えます。
- ワークブック/行列/グラフ/レイアウト/イメージウィンドウをアクティブにします。
- Ctrl+5を押すと、このウィンドウでダークモード/ライトモードを切り替えます。
- ワークブック/行列/グラフ/レイアウト/イメージウィンドウをアクティブにします。
- スクリプトウィンドウで以下のスクリプトを実行すると、このウィンドウをライトモードに変更できます。
page.nodark=1;
- 以下のスクリプトを実行すると、このウィンドウをダークモードに変更できます。
page.nodark=0;
グラフ/レイアウトウィンドウ
単独でダークモードを切り替え
グラフ/レイアウトウィンドウの場合、OriginのGUIがダークモードのときにダークモードを切り替えることができるだけでなく、GUI とは独立してダークモードを切り替えることもできます。グラフ/レイアウトウィンドウがアクティブなとき、ウィンドウ種類別のダークモードボタン、現ウィンドウのダークモードボタンを利用できます。
ダークモードカラー
背景色
グラフ/レイアウトウィンドウのダークモードを切り替えるとき、ページ背景は自動的にダークモードカラーに変わります。ダークモードから―を変更するには
- ミニツールバーの背景の色ボタンをクリックするとダークモードのグラフ背景色を変更できます。
または、
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- 動的に色反転が「黒のみ」または「白黒」の場合、黒は白に反転されます。これは前景色と呼ばれ、環境設定:オプションダイアログのページタブで前景色をカスタマイズできます。
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動的な反転の設定
動的な色反転は、ダークモードの背景色の輝度が引き金になることもあります。これはシステム変数@GLDで制御することができます。
- デフォルト値 @GLD = 28では、背景が明らかに暗い場合にのみ色を反転させます。
例えば、ダークモードの背景をダークグレーに設定した場合、黒色のプロット、軸、ラベルなどは白に反転します。
- ダークモードの背景をグレーに設定した場合、色は反転しません。ただし、@GLD=60に設定すると、グレーの背景でも色が反転するようになります。
動的に色反転
グラフウィンドウをダークモードにした場合、グラフ内のプロットとオブジェクトの色が反転します。Originは、さまざまなニーズに合わせて複数のレベルのカラー反転を提供しています。これは、環境設定:オプションダイアログのページタブで設定できます。システム変数@DCRを使用するとダークモードで色を反転するか設定できます。
@DCR Value
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色の反転オプション
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0
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なし
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色の反転なし
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1
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黒のみ
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黒のみが白(前景色)と反転します
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2
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黒と白
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黒のみが白(前景色)に反転し、白は黒に反転します。
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3
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グレー
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黒から白までのすべてのグレーの色が反転します。例えば、濃いグレーは薄いグレーに変わります。
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4
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すべての色
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すべての色が反転します。これはMS Wordに似ています。たとえば、明るい黄色を選択すると、濃い黄色で表示されます。
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5
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カスタマイズ(デフォルト)
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デフォルトでは、@DCR=5で、Edit Color Mapping in Dark Modeワークシート(環境設定:ダークモードカラーマッピング)にリストされている色の場合、ライトモードからダークモードに切り替えると、ワークシート内のマッピングの色のように反転されます。 色反転はプロットの色やグラフオブジェクトの色を含みます。
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- 反転した色を制御する場合は、ダークモードでのカラーマッピングの編集ワークシートで、16進カラー値(HTML)を追加して、ライトモードでのカラーとダークモードでの対応するカラーを指定し、カスタマイズ後にSaveボタンをクリックします。これは、\User Files\Themes\Graph\フォルダの下にあるDarkColors.iniに保存されます。
- また、Resetボタンをクリックすると、デフォルトカラーリストにリセットできます。
| プロットでカラーマップを使用したときは、どの設定でも色反転されません。
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グラフ内の表/ワークシート
デフォルトでは、グラフに挿入されたテーブル/ワークシートはグラフのダークモードに従います。挿入されたテーブルをワークシートのダークモードに従うように変更する場合は、システム変数 @TCP=1を設定できます(このシステム変数のデフォルト値は0です)。
画面上のようにダークモードでページをコピー
グラフをWord、Power Point などにコピーするとき、プロットとオブジェクトの色をダークモードの表示のままにしたい場合は、ページをコピーする前に、環境設定: 画面上のようにダークモードでページをコピーオプションにチェックを付けます。貼り付けられたグラフの背景は透明で、Word/PPTの背景が表示されます。
ダークモードでグラフエクスポート
- ダーク モードの場合、ファイル: グラフを画像としてエクスポートまたはグラフエクスポート (詳細) を選択してグラフをエクスポートする時に、エクスポートグラフがダークモードの色に従うかを制御するオプションダークモードの色に従うがあります。
- ダークモードでグラフをダークモードの色に従うの設定でエクスポートする場合、透明な背景オプションを使用して、エクスポートされたグラフの背景がダークモードの色を維持するか、透明な背景に戻るかを設定できます。
システム変数@GEFDを使用すると、ダークモードに従ってグラフをエクスポートするかどうかを設定できます。デフォルトでは、@GEFD=1 で、エクスポートされたグラフはダークモードの色に従います。これを0に設定すると、ダークモードが無視されます。
コードビルダ
OriginのGUIがダークモードのとき、コードビルダはGUIのテーマに従います。
コードビルダのテキストの色を変更したい場合は、コードビルダメニューのツール:オプションを選択してダイアログを開きます。色は、オプションダイアログのフォントと色ページで変更できます。色をリセットしたい場合は、ツール:オプションのリセットを選択してください。
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