背景除去
画像背景を消去します。
これはOriginProのみの機能です。
1. imgSubtractBg r:=80;
2. imgSubtractBg r:=50 s:=s2 i:=80;
3. imgSubtractBg s:=s8 bg:=bright oimg:=mat(2);
入力
Image
<active>
これは入力画像を指定します。デフォルトの入力はアクティブイメージです。
int
20
背景を判定するために画像全体を転がすボールの半径を指定します。
半径
入力画像を内部的に縮小する方法を指定します。画像が最小化されていると、計算スピードが速くなりますが、正確さは劣ります。縮小しても入力画像は影響されません。 オプションリスト
入力画像の高さと幅を1/8にします。
100
画像を明るくまたは暗くするための明るさの値を指定します。有効な値の範囲は 0 から 400です。
dark
背景が前景よりも暗いかどうかを指定します。 オプションリスト
結果
減算結果または出力画像の背景を表すかどうかを指定します。 オプションリスト
出力
<新規>
出力画像を指定します。デフォルトで、新しい画像が作成され、出力として使われます。
このXファンクションは、画像から背景を検出して、除去します。これは背景が前景と区別しやすい、つまり前景より十分に明るいか暗い場合のみ動作します。
この例では、 imgSubtractBg 関数を使って、入力画像の背景を減算します。
入力画像
出力画像
計算には、LEADTOOLS Main APIのL_SubtractBackgroundBitmap() を使用しています。詳細は、LEADTOOLS Main API Version 14 ヘルプファイルを参照し、トピックL_SubtractBackgroundBitmapを読んでください。
LEADTOOLS Main API Help file, Version 14
imgReplaceBg, imgSubtractInterpBG, imgMathfun, imgPixlog