imgPixlog

内容

  1. 1 メニュー情報
  2. 2 概要
  3. 3 追加の情報
  4. 4 コマンドラインでの使用法
  5. 5 変数
  6. 6 説明
  7. 7 サンプル
  8. 8 アルゴリズム
  9. 9 参考文献
  10. 10 関連のXファンクション

メニュー情報

ピクセル論理演算

概要

ピクセル論理演算を実行します。

追加の情報

これはOriginProのみの機能です。

コマンドラインでの使用法

1. imgPixlog f:=128 func:=xor;

2. imgPixlog f:=120 func:=add c:=red;

3. imgPixlog f:=128 func:=abs oimg:=<new>;

変数

表示
変数
I/O

データ型
デフォルト
説明
入力イメージ img

入力

Image

<active>

これは入力画像を指定します。デフォルトの入力はアクティブイメージです。

ファクター f

入力

int

255

論理演算子を指定します。デフォルトは255です。

論理演算子 func

入力

int

Or

適用する論理関数を指定します。
オプションリスト

  • and:And
    各ピクセル値と因数をビット演算AND (&)します。

(pixel = pixel & factor)

  • or:Or
    各ピクセル値と因数をビット演算 OR (|)します。
    (pixel = pixel | factor)
  • xor:Xor
    各ピクセル値と因数をビット演算 XOR (^)します。
    (pixel = pixel ^ factor)
  • add:img+ ファクタ
    各ピクセル値に因数を追加し、結果をピクセルの最大値に固定します。
    (pixel = min(pixel + factor, MAX_PIXEL_VALUE) )
    subfi:ファクタ - img
    因数から各ピクセル値を減算し、結果をピクセル範囲に固定します。
    (pixel = min(max(factor - pixel, MIN_PIXEL_VALUE), MAX_PIXEL_VALUE) )
  • subif:img- ファクタ
    各ピクセル値から因数を減算し、結果をピクセル範囲に固定します。
    (pixel = min(max(pixel ¨C factor), MIN_PIXEL_VALUE, MAX_PIXEL_VALUE) )
  • abs:abs(img-ファクタ)
    各ピクセル値と因数の差の絶対値を計算します。
    (pixel = abs(pixel ¨C factor))
  • mul:img*ファクタ
    各ピクセル値を因数の1/100で乗算します。
    (pixel = pixel * factor / 100)
  • divif:img/ファクタ
    各ピクセル値を因数の1/100で除算します。An error will be returned if factor is 0.
    (pixel = pixel * 100 / factor)
  • divfi:ファクタ/img
    各ピクセル値を因数で除算します。ピクセル値が0の場合、結果は最大ピクセル値にセットされます。
    (pixel = pixel ?min(factor / pixel, MAX_PIXEL_VALUE) : MAX_PIXEL_VALUE)
  • avg:avg (img,factor)
    各ピクセル値と因数の平均を使います。
    (pixel = (pixel+factor) / 2).
  • min:min (img,factor)
    各ピクセル値と因数のどちらか小さい方を使います。
    (pixel = min(pixel, factor) )
  • max:max(img,factor)
    各ピクセル値と因数のどちらか大きい方を使います。
    (pixel = max(pixel, factor) )
チャネル c

入力

int

すべて

関数を適用するカラーチャネルを指定します。デフォルトのチャネルはすべてです。
オプションリスト

  • all:すべて
    すべてのチャネル
  • red:赤
    Rチャネル
  • green:緑
    Gチャネル
  • blue:青
    Bチャネル
出力イメージ oimg

出力

Image

<input>

出力画像を指定します。デフォルトで、入力画像と同じです。

説明

この関数は、画像ピクセルに指定した論理関数を適用します。画像のピクセル値をマッピングし直します。

サンプル

このサンプルでは、imgPixlog 関数を使って、255から画像のピクセル値を減算します。

  1. 新しい行列を作成し、\Samples\Image Processing and Analysisフォルダにある cell.jpg ファイルをインポートします。
  2. 入力画像をアクティブにして、「イメージ:算術演算:ピクセル論理」を選択します。これはXファンクションのダイアログを開きます。
  3. Xファンクションダイアログで、下の図のように設定を変更して、OK ボタンをクリックしてダイアログを閉じます。

    新しい画像が結果として作成されます。

Image:imgPixlog_help_English_files_image004.jpg

Image:imgPixlog_help_English_files_image006.jpg

入力画像

出力画像


アルゴリズム

計算には、LEADTOOLS Main APIのL_ApplyMathLogicBitmap() を使用しています。詳細は、LEADTOOLS Main API Version 14 ヘルプファイルを参照し、トピックL_ApplyMathLogicBitmapを読んでください。

参考文献

LEADTOOLS Main API Help file, Version 14

関連のXファンクション

imgMathfun