imgMathfun

内容

  1. 1 メニュー情報
  2. 2 概要
  3. 3 追加の情報
  4. 4 コマンドラインでの使用法
  5. 5 変数
  6. 6 説明
  7. 7 サンプル
  8. 8 アルゴリズム
  9. 9 参考文献
  10. 10 関連のXファンクション

メニュー情報

数学関数

概要

二乗, 対数, 平方根, サイン, コサインのような数学関数にしたがって画像を再マッピングします。

追加の情報

これはOriginProのみの機能です。

コマンドラインでの使用法

1. imgMathfun mf:=sqrt fact:=1.5;

2. imgMathfun mf:=sin fact:=2 oimg:=mat(2);

3. imgMathfun oimg:=<new>;

変数

表示
変数
I/O

データ型
デフォルト
説明
入力行列 img

入力

画像

<active>

これは入力画像を指定します。デフォルトの入力はアクティブイメージです。

関数 mf

入力

int

sqr

適用する数学関数を指定します。
オプションリスト:

  • sqr:二乗
    ピクセル値を二乗します。
  • log:Log
    ピクセル値のログを取ります。
  • sqlr:平方根
    ピクセル値の平方根を取ります。
  • sin:Sin
    ピクセル値のsinを取ります。
  • cos:Cos
    ピクセル値のcosを取ります。
ファクター fact

入力

double

0.01

係数を指定します。二乗、Log、平方根の操作に対しては、数学関数を適用した後、出力画像は乗算されます。i.e., oimg = fact*Func(img); sine と cosine の操作に対しては、数学関数を適用する前にファクターが掛けられますi.e., oimg = Func(fact*img).

出力イメージ oimg

出力

画像

<input>

出力画像を指定します。デフォルトで、出力画像は入力画像と同じです。

シンタックスについては ここをご覧ください。

説明

この関数はsquare, log, square root, sine, cosineのような数学関数にしたがって画像の色を再マッピングします。二乗、Log、平方根の操作に対しては、数学関数を適用した後、出力画像は乗算され、sine と cosine の操作に対しては、数学関数を適用する前にピクセル値が掛けられます。

サンプル

このサンプルでは、 imgMathFun 関数を使って、入力画像にcos関数を適用します。

  1. 入力画像をアクティブにして、「イメージ:代数的変換:数学関数」を選択します。これはXファンクションのダイアログを開きます。
  2. Xファンクションダイアログで、下の図のように設定を変更して、OK ボタンをクリックしてダイアログを閉じます。
    Image:imgMathfun_help_English_files_image002.jpg
    新しい画像が結果として作成されます。

Image:imgMathfun_help_English_files_image004.jpg

Image:imgMathfun_help_English_files_image006.jpg

入力画像

出力画像


アルゴリズム

計算には、LEADTOOLS Main APIのL_MathFunctionBitmap() を使用しています。詳細は、LEADTOOLS Main API Version 14 ヘルプファイルを参照し、トピックL_MathFunctionBitmapを読んでください。

参考文献

LEADTOOLS Main API Help file, Version 14

関連するXファンクション

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