run-OC-by-Custom-Routine-button
最終更新日:2021/7/9
Originの標準ツールバーにあるカスタムルーチンボタンは、OriginフォルダにあるCustom.ogsファイルの [Main] セクションのLabTalkスクリプトを実行します。デフォルトでは、[Main] セクションのLabTalk スクリプトは type文で、メッセージボックスが開きます。このボタンからカスタムプログラムを開始するには、このtype文の代わりに関数を呼び出すLabTalkを入力する必要があります。
コードビルダでCustom.ogsを開くには、CTRL+SHIFT ボタンを押しながら、標準ツールバーのカスタムルーチンボタンをクリックします。づると、コードビルダにスクリプトファイルが開きます。(あるいは、コードビルダの開くボタンをクリックして、ファイルタイプをLabTalkスクリプトファイル(*.OGS) にしてCustom.ogsを開きます)
コードビルダでスクリプトファイルを開いたら、次のLabTalk文を削除します。
type -b $General.Userbutton;
そしてソースファイルをコンパイル、リンク、呼び出すためのステートメントを書き込みます。変更後、Custom.ogs ファイルを保存します。これで、Originのカスタムルーチンボタンをクリックすることでカスタムプログラムを開始できます(キーボードショートカット:ALT + F5)。
例えば、/OriginCサブフォルダに、以下の関数のプログラムをMyFile.cというソースファイルとして置いたとします。
void test() { printf("Hello World\n"); }
[Main] セクションに以下のLabTalkコードを入力して、関数のコンパイル、リンク、呼び出しをします。
if (run.LoadOC("MyFile")!=0) type -b "Cannot load file"; else test;
コードを追加したら、スクリプトを保存します。
キーワード:LabTalk, Origin C