インポートウィザード、ヘッダ変数ページ(ASCII)

このページは、「変数抽出」ページで、「区切り記号を指定しウィザードが変数名と値をスキャンして探す」が選択されている場合のみ利用できます。(データファイルに少なくともヘッダ行が1行あること)このページを使って、ファイルヘッダに含まれる変数値(パラメータ、データ情報など)の抽出を指定します。このページの上側の部分でヘッダ行のプレビューが表示されます。

Image:Import_Wizard_header_Variables_Page.png

ヘッダ変数のオプション

行スキャン範囲

変数に対してスキャンされるヘッダの行の範囲を選択します。(1) 行番号を入力、 (2) ドロップダウンリストから数字を選択、 (3) 行番号をグラフィカルに選択して、値を入力します。

グラフィカルに選択するには、プレビューウィンドウで1行以上選択し、「行スキャン範囲」の右にある「リフレッシュ」ボタンをクリックします。

「区切り記号」ラジオボタン

ヘッダ行の「名前」と「」のセパレータを指定します。

ドロップダウンリストは、タブ、カンマ、コロンなど標準の区切りで推移します。カスタム区切りを使うには、ドロップダウンリストからその他を選び、隣の編集ボックスにカスタム文字を指定します。

「スキャン」ボタン

指定した区切りを使って指定したヘッダ行をスキャンします。スキャンの結果は、「名前/」リストに入力されます。

スキャンは2回実行されます。1回目は、ヘッダの各行の区切りを検索します。行に区切り文字が見つかると、その区切り文字よりも左側のすべての文字が、変数名になります。区切り文字よりも右側のすべての文字はその変数の値になります。つまり、"Acquisition Date: 10th July 2003"のようなヘッダ行は、 Acquisition Date という名前の変数で、その中に10th July 2003という値になります。

そしてヘッダ行に2回目のスキャンが行われます。2回目のスキャンでは、別の変数として扱われる行にある区切りとトークンが検索されます。そして、それらが見つかった行番号とトークンの位置で変数の名前が付けられます。そのため、上の例では、次のような名前と値を持つ2つの変数が見つかります。

  • L1V1 Acquisition Date
  • L1V2 10th July 2003

このスキャンは、"Acquisition Date: 10th July 2003" の形式のヘッダ行から変数を抽出し、"10, 20, 100, 40, 5"のようなヘッダ行が抽出されます。後者の例では、2回目のスキャンは、この行から5つの変数を抽出し、すべての値を受け取ることができます。(区切りにカンマを使用)2回のスキャン処理により、リストに追加される無用な変数に結果を残すことになります。