グラフウィンドウの操作の基本


Originは、60種類以上のグラフをサポートしています。グラフウィンドウは、これらのグラフを表示するためのウィンドウです。これら60種類以上のグラフのそれぞれは、グラフを作成するために組込みのグラフテンプレート、ユーザ編集のグラフテンプレートを使用します(いくつかのグラフタイプでは共通のテンプレートを使用しています。)。

グラフウィンドウには、1つのグラフページがあります。グラフページには、少なくても1つ(最大121まで)のグラフレイヤが必要です。軸が非表示であったり、2つ以上のレイヤで共有されている場合もありますが、各レイヤは1セットのグラフ軸と結びついています。

内容

 

新しいグラフウィンドウを開く

新しい2Dグラフウィンドウを開くには

1. 「標準」ツールバーにある「新グラフウィンドウ」ボタンをクリックします。

特に変更していなければ、このボタンにより、Origin.otpテンプレートを元にして基本的な2DのXYグラフウィンドウを開きます。データは、「作図のセットアップ」ダイアログボックスやドラッグ&ドロップを使って、このテンプレートに直接追加して、折れ線散布図線+シンボル縦棒/横棒グラフを作成することができます。

通常、ほとんどのグラフに対しては、空のテンプレートを開いて、データを追加するということはできません。これは、グラフが作成される前にデータ処理を行わなければならないためです。グラフを作成する通常の方法は、(1)データを選択する(グラフの種類に合っていること)、そして(2)「作図」メニューから「グラフの種類」を選択または「2Dグラフギャラリー」ツールバーのボタンをクリックして、プロットします。

グラフテンプレートとグラフの編集

既に述べたように、すべてのOriginのグラフは、Originと一緒にインストールされるグラフテンプレートを元にして作成されます。グラフテンプレートには、グラフページサイズ、グラフレイヤの数、グラフ軸の設定、プロットスタイルや色などの情報が保存されます。グラフテンプレートと一緒に保存される項目、保存されない項目については、『グラフテンプレートに保存される属性』をご覧下さい。

グラフの作成や編集についての説明は、Originヘルプの以下のトピックをご覧下さい。

  • データプロットをグループ化する
  • グラフを編集する