垂直カーソルガジェット


Video Image.png 関連する動画はこちら：Vertical Cursor Gadget

垂直カーソルガジェットを使って、垂直区分プロットのデータポイントのXおよびY座標値を読み取ります。

このガジェットは、グラフウィンドウがアクティブなときに、ガジェットメニューから開く事ができます。

Vertical Cursor 01.png

Origin 2021以降、　 各レイヤにリンクしたカーソルを追加ボタン Button Add Linked Cursor.png/各レイヤにリンクしたカーソルを削除の切り替えボタンが Button Remove Linked Cursor.png

追加され、リンクされたカーソルをすべてのレイヤに追加し、カーソルを同時に移動して、複数レイヤグラフの各レイヤのXY座標を読み取りることが可能になりました。

ガジェットダイアログのツールバーボタン

タグとラベルを追加

Button Tag and Label.png

選択したプロットの現在の位置にタグとラベルを追加すると、このタグのXY座標値が結果シートに出力されます。

このボタンをクリックしたときにこの出力が必要ない場合は、オプションボタンをクリックして設定ダイアログを開き 、ラベルとタグタブのタグを出力チェックボックスをオフにします。

Note: グラフに複数タグを追加し、指定したフォーマットを持つデータポイントにラベルを付けます。

ラベルを非表示

Button Hide Label.png

このボタンをクリックして、ラベルを非表示にするかどうかを指定します。Note：ラベルが非表示のとき、X値のみが、グラフの上下でタグ付けされます。
ひとつの軸のすべての情報を表示/複数ラベル

Button Show All Info in One Label.png/ Button Multiple Labels.png

全データの情報を一つのラベルに表示する、または、各プロットに個別でラベルを付けます。
2番目のカーソルを追加/2番目のカーソルを削除

Button Add 2nd Cursor.png/Button Remove 2nd Cursor.png

このボタンをクリックして、2番目のカーソルを追加します。2つのカーソルの差を計算して出力できます。もう一度クリックすると、2番目のカーソルが消えます。
各レイヤにリンクしたカーソルを追加/各レイヤにリンクしたカーソルを削除
Button Add Linked Cursor.png/Button Remove Linked Cursor.png 		このボタンをクリックして、各レイヤにリンクするカーソルを追加または削除します。2番目のカーソルが追加されている場合、各レイヤに2つのリンクされたカーソルがあります。
フォントサイズを大きく/小さく

Button Increase Font.pngButton Decrease Font.png

ラベルのフォントサイズを大きくまたは小さくします。
Xにカーソルを移動

Button Move Cursor.png

入力X値で指定した位置にカーソルを移動します。
結果出力

Region stats outputstats.png

指定したワークシートにカーソルタブでリストしたXY座標値を出力します。Oキーを押すと現在の値もワークシートに出力されます。
レポートシートに行く

Button Go to Report Worksheet.png

レポートシートに切り替えます。
オプション

Button Preference.png

設定ダイアログを開きます。
グラフをリンク/リンク解除

Link Unlink Graphs.png

このボタンをクリックしてグラフブラウザを開き、現在のグラフにリンクするグラフを指定します。
詳細を隠す

Hide Details.png

カーソル表を開くか閉じるか指定します。

データポイントのリスト

カーソルを最近傍のXにスナップする

選択すると、X方向で最近傍のソースデータにカーソルをスナップします。

カーソル表

このテーブルは、垂直カーソルとデータプロットの交差についての情報を一覧表示します。

このテーブルは、2つのコンテキストメニューを含み、列とプロット表示をカスタマイズできます。

コンテキストメニュー1

列ヘッダを右クリックしてメニューを開き、この表に表示する列を選択します。

Vertical Cursor 02.png

Note: Origin 2021b以降、メニュー項目に凡例がリストに追加され、プロット名が同じまたは類似している場合に区別しやすいように、プロットの凡例を表に表示するかどうか選択できるようになりました。

コンテキストメニュー2

列ヘッダの下の領域を右クリックして、別のメニューを開きます。 ここで、クリップボードにデータをコピーしたり、表にどのプロットを表示するか選択、リンクグラフのリンク解除、リンクグラフの保存/ロードを等の操作が可能です。

Vertical Cursor 03.png

設定ダイアログ

オプションボタン Button Preference.pngをクリックしてダイアログを開きます。 このダイアログには3つのタブがあります。

Vertical Cursor 05-1.png Vertical Cursor 05-2.png
Vertical Cursor 05-3.png


表タブ

このタブでは次のことが可能です。

  • カーソル表およびグラフ上のラベルのＸおよびY値の表示形式を指定します。
X/Y表示フォーマット = <自動>は、軸の目盛ラベルに従います。他の表示フォーマットシンタックスオプションへのリンクはこの表を参照してください。
  • カーソル表示に表示する列を選択します。

ラベルとタグタブ

このタブでは、

  • ラベルの形式、タグの形式、タグの位置を指定できます。
    カスタムフォーマット文字列を入力することで、ラベルとタグ形式をカスタマイズする事もできます。 文字列シンタックスについての情報は、LabTalkヘルプの置換表記を参照してください。
  • 線の長さは、スパンレイヤまたはページ全てから指定できます。

出力タブ

出力結果のワークシートを指定します。

  • 新しく結果を生成すると、デフォルトで[%H-Cursor]Resultという名前のブック、シートに結果が入力されます。ここで、%Hは文字列レジスタの一つで、アクティブグラフウィンドウの名前を意味します。他のブックやシートを指定することもできます。指定したブックやシートがない場合、作成して出力します。
  • あるいは、ワークシートの右側にあるフライアウトボタンGadget flyout button.pngをクリックして、入力ブック内のシートを選択します。これにより、編集ボックスには[<input>]%Hが入力されます。新しい結果は、ソースワークブック（プロットデータを含むブック）のグラフウィンドウ名のシートに出力されます。

グラフをリンク/リンク解除

垂直カーソルを開き、Link Unlink Graphs.pngボタンをクリックするとグラフブラウザが開き、グラフ同士をリンクできます。

前回使用したものをロードボタンをクリックすると、前回リンクしたグラフが開き、再びリンクする準備ができます。

Vertical Cursor Gadget 12.png

グラフが既にリンクされている場合、カーソルがグラフ上を移動した時に全てのプロットとそれぞれリンクしたグラフのデータ座標が表示されます。また、カーソルを使ってグラフにタグを追加/削除すると、リンクグラフでも追加/削除されます。

Vertical Cursor Gadget 10.png

グラフがリンクされると、リンクされているグラフを示すアイコンLinked graph button.pngが、リンクされているすべてのグラフの右上に追加されます。このボタンを右クリックすると、カーソルラインを制御するコンテキストメニューが表示され、次の操作を実行できます。

  • ウィンドウのカーソルラインへ移動
現在カーソルが表示されているグラフウィンドウに直接移動します。
  • ここへカーソルラインを移動
カーソルラインを現在アクティブなグラフウィンドウに移動します。

Vertical Cursor Gadget 11.png

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