グループフォルダの場所設定ダイアログFileShare-GroupFolder-Location
全てのライセンスタイプで管理されているOriginユーザは、グループフォルダの機能を使うことができ、この場所でグループリーダは複数のグループメンバーとさまざまなファイルタイプのOriginファイルを共有することができます。
ファイルを共有する場合は、グループフォルダにファイルを保存します。グループリーダマシンを操作するユーザは、Originにグループフォルダの場所をセットし、この場所をすべてのメンバーに通知する必要があります。そして、メンバーマシンにインストールされているOriginにグループフォルダの場所をセットする必要があります。そうしなければ、ファイルを共有することができません。グループフォルダは、Web共有のようなUNCパスや、グループリーダマシンとメンバーマシンがアクセスできる、グループメンバーマシンで同期するローカルマシン上のDropBoxフォルダのようなローカル共有フォルダに設定できます。
Origin 2019bでは、複数のグループフォルダに対応しました。これで、グループ間で様々なファイルを共有することができます。グループリーダマシンでは複数のグループをセットアップし、グループごとに異なるファイルを発行することができます。グループメンバーマシンでは、複数のグループに所属し、それぞれのグループリーダのファイルを受け取ることができます。
グループフォルダとしてフォルダを指定するには 、グループフォルダの場所設定ダイアログを使います。このダイアログはメニューの環境設定: グループフォルダの場所設定で開きます。
グループリーダマシンでグループフォルダを設定する
グループリーダのPCでは、「グループリーダのコンピュータ」チェックボックスを選択します。グループフォルダのパス (共有フォルダでなければなりません) は、「グループフォルダのパス」編集ボックスに入力します。グループフォルダを参照するには、この編集ボックスの右にある参照ボタンをクリックして、フォルダの参照ダイアログボックスで、グループフォルダに移動して、OKボタンをクリックします。
メッセージログに、グループフォルダの設定の完了を伝えるメッセージが表示されます。
- グループ 1ブランチの下で、グループリーダのコンピュータにチェックしグループフォルダのパス編集ボックスにグループ1フォルダのパスを入力します。
- グループ追加ボタンをクリックします。これで、グループ2ブランチが追加されます。
- グループ2ブランチでも、ステップ1の操作を繰り返して、グループ2フォルダを設定します。
- ステップ2と3を繰り返して、グループの設定を行います。
- OKボタンをクリックすると、設定が成功したというメッセージがメッセージログに表示されます。
グループメンバーにファイルを発行する方法はグループフォルダマネージャをご覧ください。
メンバーマシンでグループフォルダを設定する
メンバーマシンでは、グループリーダマシンチェックボックスのチェックを外します。そして、グループリーダマシンで選択したグループフォルダのパスをグループフォルダパス編集ボックスに入力します。グループフォルダを参照するには、この編集ボックスの右にある参照ボタンをクリックして、フォルダの参照ダイアログボックスで、グループフォルダに移動して、OKボタンをクリックします。
グループフォルダ位置の設定ダイアログでOKボタンをクリックすると、グループフォルダのパスが保存され、メッセージログにメッセージが表示されます。次回Originを起動すると、グループフォルダに新しいファイルがあるかどうか確認します。新しいファイルがあれば、次のメッセージボックスが表示されます。はいをクリックすると、ファイルを更新します。
- グループ1ブランチの下で、グループリーダのコンピュータにチェックが外れていて、グループフォルダのパス編集ボックスにグループリーダの指定したパスを入力します。
- グループ追加ボタンをクリックします。 これで、グループ2ブランチが追加されます。
- グループ2ブランチでも、ステップ1の操作を繰り返して、グループ2フォルダを設定します。
- ステップ2と3を繰り返して、グループの設定を行います。
- OKボタンをクリックすると、設定が成功したというメッセージがメッセージログに表示されます。
Note:
- Originが複数のグループに属していると、全てのグループで配布されているファイルを受け取ります。
- 最大10つのグループ範囲を追加できます。
|
|