Dixon のQ検定

内容

  1. 1 サポート情報
  2. 2 ダイアログボックスの内容
  3. 3 アルゴリズム
  4. 4 欠損値の扱い
  5. 5 参考文献

サポート情報

DixonのQ検定のダイアログボックスを開くには、メインメニューから以下のように選択します。

  1. 統計:記述統計:DixonのQ検定(ダイアログを開く)


以下もご覧下さい。

ダイアログボックス内のオプション

結果ログの出力

結果を結果ログに出力するにはチェックします。

再計算

分析結果の再計算を制御します。

  • なし
  • 自動
  • 手動

詳細は、以下をご覧下さい。分析結果の再計算

入力

(複製)観測値の数は3~10で、1列に入力されている必要があります。

範囲制御についてはこちらを確認してください:入力データを指定する

有意水準

オプションリスト:

  • 0.1
  • 0.05
  • 0.01
外れ値のグラフ

外れ値のグラフを作成する時に選択します。上側/下側の信頼区間とデータセットの平均値の折れ線グラフ付きの散布図が作成されます。

Q検定のプロットデータ

外れ値のグラフデータを出力するためのワークシート範囲を指定します(外れ値のグラフが選択されているときに有効)。

範囲制御についてはこちらを確認してください:結果の出力

Grubbsのレポート

レポート表を出力するワークシート範囲を示します。

アルゴリズム

繰返しのある計測から順に取り出した結果です。

  1. ランク n の結果は昇順に並べられ、x_{1} から x_{n} の値を出します。
  2. 検定統計量 Q 次のように計算します。
    Q=\frac{ x_{2}-x_{1} }{x_{n}-x_{1} } ( 最小観測値が外れ値のとき )
    または、
    Q=\frac{ x_{n}-x_{n-1} }{x_{n}-x_{1} } (最大観測値が外れ値のとき)
  3. 計算された Q の値を Qcritical と比較します(critical の値は、サンプルサイズ  n と 有意水準を使用して Q 値の表から生成されます)。


欠損値の扱い

データ範囲内の欠損値は、分析には含まれません。

参考文献

Stephen L R. Ellison, Vicki J. Barwick and Trevor J Duguid.Farrant.2009.Practical Statistics for the Analytical Scientist.The Royal Society of Chemistry, Cambridge, UK.