FFTフィルタダイアログボックス

  • 2Dfft filters.png
  • メニュー操作: 解析: 信号処理: 2D FFTフィルタ
  • ウィンドウタイプ: データに変換されたイメージデータを含む行列 (画像: 変換: データに変換で変換)
  • XファンクションスクリプトおよびGUIサンプル: fft_filter2
ダイアログテーマ ダイアログテーマを参照してください。
再計算

分析結果の再計算を確認してください。

入力行列

入力行列を指定します。2D FFTフィルタを適用する前に、画像を行列データに変換する必要があります。入力データの指定を参照してください。

フィルタの種類

フィルタの種類を指定します。

  • ローパス: ローパスフィルタは、指定のカットオフ周波数より高域の周波数を除去します。それ以外の周波数は変化しません。
  • ハイパス: ハイパスフィルタは、指定のカットオフ周波数より低域の周波数を除去します。それ以外の周波数は変化しません。
  • バンドパス: バンドパスフィルタは、低域カットオフ周波数より下側、高域カットオフ周波数より上側の周波数を除去します。それ以外の周波数は変化しません。
  • バンドブロック: バンドブロックフィルタは、低域カットオフ周波数と高域カットオフ周波数の間の周波数を除去します。それ以外の周波数は変化しません。
  • しきい値: しきい値フィルタは、振幅が下側しきい値と上側しきい値の間にあるような周波数成分のみを通します。
ウィンドウの種類

2D FFTフィルタで使用するウィンドウ法を指定します。フィルタの種類しきい値を設定した場合、ウィンドウの種類は設定できません。

  • Butterworth: 2D Butterworthフィルタウィンドウ
  • イデアル: 2D イデアルフィルタウィンドウ
  • ガウス: 2D ガウスフィルタウィンドウ
  • Blackman: 2D Blackmanフィルタウィンドウ
次数 フィルタ次数は、正の値で指定し、デフォルトは1です。このオプションは、ウィンドウの種類Butterworthの場合のみ利用できます。
ウィンドウの切り取り このオプションは、ウィンドウの種類Blackmanの場合のみ利用できます。ゼロカットオフするかどうか指定するために使用します。
カットオフの指定

カットオフ値を定義する方法を指定します。このオプションは、ウィンドウの種類Blackmanの場合は利用できません。

  • フーリエピクセル: フーリエピクセルによってカットオフ周波数を定義します。double型の正の値で指定します。
  • : 比によってカットオフ周波数を定義します。値は0から0.5の間でなければなりません。
  • 波長: 波長によってカットオフ周波数を定義します。カットオフ値は、0より大きい必要があります。
  • Hz: ヘルツによってカットオフ周波数を定義します。カットオフ値は、0より大きい必要があります。
カットオフ値

このオプションは、フィルタの種類ローパスハイパスの場合のみ利用できます。カットオフ値を指定します。

下カットオフ値

このオプションは、フィルタの種類バンドパスバンドブロックの場合のみ利用できます。低域のカットオフ値を指定します。

上カットオフ値

このオプションは、フィルタの種類バンドパスバンドブロックの場合のみ利用できます。高域のカットオフ値を指定します。

上しきい値

フィルタ種類しきい値に設定した場合に使用可能です。下側しきい値を指定します。値は0から1の間でなければなりません。

上しきい値

フィルタ種類しきい値に設定した場合に使用可能です。0から1で、下しきい値の値より大きい値を指定する必要があります。

出力行列

2D FFTフィルタ分析で処理した後の出力行列を指定します。出力結果を参照してください。

2D FFTフィルタダイアログの設定の各オプションは、2D FFTフィルタのアルゴリズムを参照してください。