msresize


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行列:サイズ変更

概要

シート内の全行列のサイズを変更します。

コマンドラインでの使用法

1.msresize option:=pad pad:=refl right:=4 top:=3 oms:=[<new>]<new>;

2.msresize interp:=lagrange cols:=64 rows:=32 x1:=1 x2:=10 y1:=1 y2:=10;

変数

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変数
I/O

データ型
デフォルト
説明
入力行列 ims

入力

MatrixLayer

<active>

入力行列を指定します。

サイズ変更オプション option

入力

int

2

行列のサイズ変更方法を指定します。
オプションリスト:

  • 0=expand:拡張
  • 1=shrink:行列の縮小
  • 2=interp:補間
    手法が補間の場合、補間方法 = 重心 が追加されます。続いて、X座標行列Y座標行列の2つのフィールドが追加され、境界を設定します。
  • 3=pad:埋め込み
縮小方法 shrink

入力

int

2

列の除数と行の除数に従って、行列セルの縮小されたサブ範囲を定義します。たとえば、列の除数が2、行の除数が2のとき、4つのセル(2列ごと、2行ごと)がサブ範囲となります。

このオプションは、縮小されたときに出力される値を指定します。
オプションリスト:

  • 0: 最初のセルを保持 :
    セルの縮小されたサブ範囲の最初のセルを保持します。
  • 1: 最後のセルを保持 :
    セルの縮小されたサブ範囲の最後のセルを保持します。
  • 2: 平均値:
    セルの縮小されたサブ範囲から平均値を出力します。
  • 3: 合計値:
    セルの縮小されたサブ範囲から合計値を出力します。
  • 4:最大値
    セルの縮小されたサブ範囲から最大値を出力します。
  • 5: 最小値
    セルの縮小されたサブ範囲から最小値を出力します。
  • 6:SD
    セルの縮小されたサブ範囲から標準偏差を出力します。
補間方法 interp

入力

int

1

行列の補間方法を指定します。
オプションリスト:

  • 0=nearest:近傍
    最近傍の点を使用して補間
  • 1=bilinear:Bilinear(共一次補間)
    2次線形補間
  • 2=bicubic:Bicubic Convolution
    2次キュービック補間
  • 3=spline:スプライン
    2次スプライン補間
  • 4=biquad:Biquadratic(共二次補間)
    2次双補間
  • 5=lagrange:Bicubic Lagrange
    Lagrange多項式を用いた2次補間
  • 6=kriging:ランダムKriging法
    Kriging法を使用して、ポイントからラスターサーフェスを補間します。
  • 7=idw:逆距離加重法(IDW)
    逆距離加重法(IDW)を使用して、ポイントからラスターサーフェスを補間します。
  • 8=barycentric:重心
    重心を使用して、ポイントからラスターサーフェスを補間します。
埋め込み方法 pad

入力

int

1

行列を埋め込む方法を指定します。


オプションリスト:

  • 0=const:定数
    行列に埋め込む定数を指定
  • 1=rep:複製
    最初の左/右の列または上/下の行を複製して行列を埋め込みます。
    例えば、上の埋め込み行を3にした場合、行列の上3行を挿入して、それらのセルには、ソース行列の一番上の行と同じ値が入力されます。
  • 2=sym:対称
    指定された数の左/右の列または、上/下の行を使用して対称的に行列を埋めます。
    例えば、上の埋め込み行を3にした場合、行列の上3行を挿入して、それらのセルには、ソース行列の最初の3行と対称になるように値が入力されます。
  • 3=cir:円
    指定された数の左/右の列または、上/下の行を使用して輪状に行列を埋めます。
    例えば、上の埋め込み行を3にした場合、行列の上3行を挿入して、それらのセルには、ソース行列の一番下の行と同じ値が入力されます。
  • 4=refl:反射
    指定された数の左/右の列または、上/下の行を使用して反射するように行列を埋めます。
    例えば、上の埋め込み行を3にした場合、行列の上3行を挿入して、最初の行を、ソース行列の2~4行の値を反映する正中線として使用し、値を入力します。
列の除数 cols

入力

int

2
  • サイズ変更オプションを拡張option=0 にした場合、列数を増やす係数を指定します。

たとえば、列の除数が2の場合、出力行列の列数は入力行列の列数の2倍になります。

  • サイズ変更オプションを拡張option=1 にした場合、列数を減らす係数を指定します。

たとえば、列の除数が2の場合、入力行列の2列ごとに1列に縮小されます。

行の係数 rows

入力

int

2
  • サイズ変更オプションを拡張option=0 にした場合、行数を増やす係数を指定します。

たとえば、行の除数が2の場合、出力行列の行数は入力行列の行数の2倍になります。

  • サイズ変更オプションを拡張option=1 にした場合、行数を減らす係数を指定します。

たとえば、行の除数が2の場合、入力行列の2行ごとに1行に縮小されます。

X座標行列 xmat

入力

MatrixObject

<unassigned>

補間方法重心のときに、行列オブジェクトをX座標として指定して、行列のサイズを変更できます。

Y座標行列 ymat

入力

MatrixObject

<unassigned>

補間方法重心のときに、行列オブジェクトをY座標として指定して、行列のサイズを変更できます。

欠損値の前処理 missing

入力

int

0

欠損値について、前処理の方法を指定します。
オプションリスト:

  • 0=skip:スキップ
  • 1=rc:Renka Clineで補間
検索半径 radius

入力

double

2

補間方法ランダム Kriging法のとき(interp=kriging)に使用できます。入力サンプルポイントを使用して補間を実行する検索半径を指定できます。

最小ポイント min(分)

入力

int

2

補間方法ランダム Kriging法のとき(interp=kriging)に使用できます。補間に使用するポイントの最小数を指定できます。

最大ポイント max

入力

int

100

補間方法ランダム Kriging法のとき(interp=kriging)に使用できます。補間に使用するポイントの最大数を指定できます。

スムージング因子 smooth

入力

int

1

補間方法ランダム Kriging法のとき(interp=kriging)に使用できます。スムージング因子の値を指定できます。

サンプリングの割合 prop

入力

int

0.1

補間方法逆距離加重法のとき(interp=idw)に使用できます。サンプリングの割合を指定します。

指数 expo

入力

double

1

補間方法逆距離加重法のとき(interp=idw)に使用できます。指数の値を指定します。

最初のX x1

入力

double

<自動>

最初のX座標値を指定します。

最後のX x2

入力

double

<自動>

最後のX座標値を指定します。

最初のY y1

入力

double

<自動>

最初のY座標値を指定します。

最後のY y2

入力

double

<自動>

最後のY座標値を指定します。

埋め込み値 pval

入力

double

1

埋め込み方法が定数pad=0の場合、埋め込み値として使う値を入力します。

左の埋め込み列 left

入力

int

0

左の埋め込み列の数を指定します。

右の埋め込み列 right

入力

int

1

右の埋め込み列の数を指定します。

上の埋め込み行 top

入力

int

0

上の埋め込み行の数を指定します。

下の埋め込み行 bottom

入力

int

0

下の埋め込み行の数を指定します。

出力行列 oms

出力

MatrixObject

<input>

出力する行列を指定します。

このシンタックスを参照してください。

説明

このXファンクションは行列を4つの手法(拡張、縮小、補間、埋め込み)でサイズ変更するときに使用します。

関連するXファンクション

mdim, mexpand, mproperty, mreplace, mrotate90, msetvalue, mflip, mtranspose , msmooth


キーワード:サイズ変更