imgFuncLUT
メニュー情報
関数参照テーブル
概要
画像にルックアップテーブル関数を適用します。
追加の情報
これはOriginProのみの機能です。
コマンドラインでの使用法
1. imgFuncLUT img:=1 fact:=10 oimg:=2;
2. imgFuncLUT img:=[Mbook1]Msheet1!mat(1) fact:=50 func:=ln channel:=green;
変数
表示
名 |
変数
名 |
I/O
と
データ型 |
デフォルト
値 |
説明 |
入力イメージ |
img |
入力
Image
|
<active>
|
これは入力画像を指定します。デフォルトはアクティブイメージです。
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因数 |
fact |
入力
int
|
0
|
ルックアップテーブルを作成するのに使用されるファクターを指定します。
|
関数 |
func |
入力
int
|
exp
|
ルックアップテーブルを作成するのに使用される関数を指定します。
オプションリスト
- E:Exp
- 指数関数
- L:Ln
- Ln 関数
- S:シグモイド
- シグモイド関数
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チャネル |
channel |
入力
int
|
RGB
|
ルックアップテーブル関数を適用するカラーチャネルを指定します。
オプションリスト
- RGB:RGB
- すべてのチャネル
- R:赤
- Rチャネル
- G:緑
- Gチャネル
- B:青
- Bチャネル
|
出力イメージ |
oimg |
出力
Image
|
<input>
|
出力画像を指定します。デフォルトで、出力画像は入力画像を上書きします。
|
ルックアップテーブル |
lut |
出力
vector
|
<新規>
|
ルックアップテーブル出力を指定します。これはルックアップ値を含む1列のテーブルです。
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説明
このXファンクションは、指定した色チャネルの色の値を変更し、入力画像の色を調整するのに使用することができます。色の変更はルックアップテーブルに基づいており、それは元の色の値を新しい色にマッピングするものです。ルックアップテーブルは、ユーザが指定した関数と因子を使って生成されます。現在、Exponential, Ln, Sigmoid.の3つの関数が利用できます。
サンプル
次のサンプルでは、Factor に50を使い、 Ln 関数を選択して、LUT関数を緑チャネルに適用します。
- 入力画像がアクティブなとき、メニューから「イメージ: 調整: ルックアップテーブル」を選択します。これはXファンクションのダイアログを開きます。
- Xファンクションダイアログで、下の図のように設定を変更して、OK ボタンをクリックしてダイアログを閉じます。
- 入力画像が修正した画像で置き換わり、緑チャネルの多くが改善されたことがわかります。
-
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元の画像
|
出力画像
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アルゴリズム
異なる関数が選択されると、ルックアップテーブルが異なる方法で生成されます。
指数関数が選択されると、ルックアップテーブルが次の式で計算されます。
ここで
Ln 関数が選択されると、ルックアップテーブルが次の式で計算されます。
ここで:
シグモイド関数がされると、ルックアップテーブルが次の式で計算されます。
ここで:
LUTの作成は、LEADTOOLS Main APIの L_GetFunctionalLookupTable() 関数を使っています。強度の再マッピングは、LEADTOOLS Main APIの L_RemapBitmapIntensity() 関数を使っています。詳細は、LEADTOOLS Main API Version 14 ヘルプファイルを参照し、トピック L_GetFunctionalLookupTableおよびL_RemapBitmapIntensityを読んでください。
参考文献
LEADTOOLS Main API Help file, Version 14
関連のXファンクション
imgHue, imgColorReplace, imgSaturation, imgGamma
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