dwt2(Pro)

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解析:信号処理:ウェーブレット:2D分解

概要

行列データをウェーブレット変換で分解します

追加の情報

これはOrigin Proのみの機能です。

コマンドラインでの使用法

 

1. dwt2 im:=Mat(1);

2. dwt2 type:=db3;

 

変数

表示名 変数名 I/O

データ型
デフォルト値 説明
入力行列 im

入力

MatrixObject

<active>

入力行列を指定します。

ウェーブレットの種類 type

入力

int

haar

マザーウェーブレットを指定します

オプションリスト

  • haar :Haar
    Haarウェーブレット
  • db2:DB2
    Daubechiesウェーブレット (N=2)
  • db 3:DB3
    Daubechiesウェーブレット (N=3)
  • db 4:DB4
    Daubechiesウェーブレット (N=4)
  • db 5:DB5
    Daubechiesウェーブレット (N=5)
  • db 6:DB6
    Daubechiesウェーブレット (N=6)
  • db 7:DB7
    Daubechiesウェーブレット (N=7)
  • db 8:DB8
    Daubechiesウェーブレット (N=8)
  • db 9:DB9
    Daubechiesウェーブレット (N=9)
  • db 10:DB10
    Daubechiesウェーブレット (N=10)
  • b11:Bior1.1
    双直交ウェーブレット (Nr=1, Nd=1)
  • b13:Bior1.3
    双直交ウェーブレット (Nr=1, Nd=3)
  • b15:Bior1.5
    双直交ウェーブレット (Nr=1, Nd=5)
  • b22:Bior2.2
    双直交ウェーブレット (Nr=2, Nd=2)
  • b24:Bior2.4
    双直交ウェーブレット (Nr=2, Nd=4)
  • b26:Bior2.6
    双直交ウェーブレット (Nr=2, Nd=6)
  • b28:Bior2.8
    双直交ウェーブレット (Nr=2, Nd=8)
  • b31:Bior3.1
    双直交ウェーブレット (Nr=3, Nd=1)
  • b33:Bior3.3
    双直交ウェーブレット (Nr=3, Nd=3)
  • b35:Bior3.5
    双直交ウェーブレット (Nr=3, Nd=5)
  • b37:Bior3.7
    双直交ウェーブレット (Nr=3, Nd=7)
近似係数 ca

出力

MatrixObject

[<新規>]<新規>!

近似係数のための出力行列を指定します。シンタックスはここをご覧ください。

詳細係数 (水平) ch

出力

MatrixObject

[<same>]<new>!

水平詳細係数のための出力行列を指定します。シンタックスはここをご覧ください。

詳細係数 (垂直) cv

出力

MatrixObject

[<same>]<new>!

垂直詳細係数のための出力行列を指定します。シンタックスはここをご覧ください。

詳細係数 (対角) cd

出力

MatrixObject

[<same>]<new>!

対角詳細係数のための出力行列を指定してください。

シンタックスはここをご覧ください。

 

サンプル

1.DB2ウェーブレットを使用してMBook1の第1シートの第1行列オブジェクトを分解し、結果を異なる行列に保存するには、コマンドウィンドウに次のように入力します。

dwt2 im:=[MBook1]1!Mat(1) type:=1 ca:=[MBook2]1!Mat(1) ch:= [MBook2]2!Mat(1) cv:= [MBook2]3!Mat(1) cd:= [MBook5]1!Mat(1);

2.dwt2ダイアログを開くには、コマンドウィンドウに次のように入力します。

dwt2 -d

3.事前に保存した分析テーマファイルを使ったデータにdwt2を実行するには、dwt2ダイアログで行った設定を保存し、保存されたテーマファイルを使用して次のスクリプトコマンドを実行します。

dwt2 -t "my theme.oth"

詳細な情報

詳細は、ユーザガイドをご覧下さい。

 

関連のXファンクション

idwt2, dwt, idwt