deconv

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このXファンクションは、スクリプトからのみアクセスできます。

概要

デコンボリューションを算出します

コマンドラインでの使用法

1. deconv ix:=Col(2) response:=Col(3);

2. deconv ix:=Col(1) response:=Col(2) norm:=1;

3. deconv ix:=Col(1) response:=Col(2) wrap:=1;

4. deconv ix:=Col(1) response:=Col(2) circular:=circular;

5. deconv ix:=Col(1) response:=Col(2) norm:=0 wrap:=0 circular:=circular oy:=(col(3), col(4));

変数

表示
変数
I/O

データ型
デフォルト
説明
信号 ix

入力

vector

<active>

信号を指定します。(コンボリューション結果から)

応答 response

入力

vector

<active>

応答を指定します。

サンプリング間隔 interval

入力

double

1.0

サンプリング間隔を指定します。デフォルトでは<自動>になっていて、自動で間隔を計算します。

応答の規格化 norm

入力

int

1

応答を規格化するかどうか指定します。

ラップ応答 wrap

入力

int

0

応答をラップするかどうか指定します。

デコンボリューションの種類 circular

入力

int

linear

線形か円のどちらかを指定します。これは入力範囲外側のデータポイントをどのように扱うかを決定します。

オプションリスト

  • linear:線形
    線形デコンボリューションが計算されます。入力データ範囲外側のデータポイントはゼロと表示されます。
  • circular:円
    円デコンボリューションが計算されます。入力データ範囲外側のデータポイントは範囲内のデータポイントの反復として表示されます。
出力 oy

出力

XYRange

<new>

出力を指定します。

シンタックスはここをご覧ください。


サンプル

1.アクティブワークシートの1列目に信号、2列目に応答があるようなデータの線形のデコンボリューションを実行するには、次のスクリプトを使用します。

deconv ix:=col(1) response:=col(2)

2.deconvダイアログで行った設定を保存したスムージングのテーマファイルを使って、デコンボリューションを実行し、以下のスクリプトを入力するには、保存されたテーマファイルを使用して次のコマンドを実行します。

deconv -t "my deconvolution theme.oth"

詳細な情報

詳細は、ユーザガイドをご覧下さい。


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