JavaScriptをサポートするOrigin C HTMLダイアログ

Origin Cは、リソースDLLを使用せずにHTMLを使用してOriginでダイアログボックスを作成できるようになりました。これにより、Visual Studioを使用してリソースDLLを構築する必要がなくなるだけでなく、パブリックドメインで利用可能な膨大な数のユーティリティを利用してWebページの構築ができるようになります。HTMLダイアログの要素にアクセスして制御するために、Origin 2017でJavaScriptインテグレーションが追加されました。これは、JavaScriptを呼び出すOrigin CとOrigin Cを呼び出すJavaScriptのメソッドが導入されています。さらに、OriginのグラフコントロールはHTMLコントロールを重ねることができるため、この2つをダイアログ内で調整し、きれいに配置することができます。

このガイドには、HTMLページを作成する方法と、ダイアログのコントロールとしてHTMLページを表示するためにOrigin Cを使用する方法を示すチュートリアルがあります。追加のセクションでは、グラフコントロールを使用してHTMLダイアログを作成する方法と、JavaScriptを呼び出すOrigin C(またはその逆)がどのように機能するかについて詳しく説明します。

サンプル

このチュートリアルの、*.cppファイル、*.htmlファイルそして、関連する*.css、*.jsファイルを含むサンプルファイルはダウンロード可能です。

HTMLダイアログについて詳しく知りたい場合は、このページのサンプルをご確認ください。

このセクションでは以下の項目について説明します

Originでは、XファンクションnewHTMLを使って、シンプルなHTMLダイアログを簡単かつ迅速に作成できます。このXファンクションで作成されたHTMLファイルとCPPファイルはテンプレートのようなものです。これらの2つのファイルをベースにしてHTMLダイアログを再設計できます。すべてのチュートリアルを確認してHTMLダイアログの基礎を学んだら、XファンクションnewHTMLを使ってスターターHTMLダイアログを構築できます。コードビルダのインターフェースで、ツール:新規HTMLダイアログ...を選択すると、このXファンクションを起動できます。