行列データの送受信

行列』タブを使って、Originの行列とMathematicaの間でデータの送受信を行うことができます。

Image:Sending and Receiving Matrix Data.png

『行列の送信』グループ

Mathematica変数」テキストボックスには、Originから送信される行列データを受け取るユーザ指定の変数名を入力します。「Origin行列」テキストボックスには、送信するOriginの行列の名前を入力します。 [MBook1]MSheet1!1 のような新しいデータ表記を使って、行列ブック、行列シート、行列オブジェクトを指定して、目的の行列データを指し示すことができます。例えば、Origin行列シートがアクティブであれば、ブック名やシート名を指定する必要はなく、単に最初のオブジェクトに対しては !1alphaという名前のオブジェクトに対しては、!alpha のように行列オブジェクトを指定するだけです。

すべて送信」チェックボックスにチェックを付けると、「送信」ボタンをクリックしたときに、すべての行列データをMathematicaの変数に送信します。

第1列」および「最終列」テキストボックスは、Origin行列の列の範囲を指定するのに使用します。「第1行」および「最終行」テキストボックスは、Origin行列の行の範囲を指定するのに使用します。

送信」ボタンは、Originの行列からデータを送信し、Mathematicaの変数にそれを割り当てます。

『行列の受信』グループ

Mathematica変数」テキストボックスには、Originで受信するデータが含まれる変数の名前を入力します。「Origin行列」テキストボックスには、Mathematicaからデータを受信するOriginの行列オブジェクトの名前を入力します。このOriginの行列オブジェクトは、Origin内に存在している必要があり、自動的には作成されません。

第1列」および「第1行」テキストボックスには、Mathematicaから受信したデータをどの位置から挿入するのかを指定するのに使用します。

受信」ボタンは、Mathematicaの変数からデータを送信し、それをOriginの行列オブジェクトに保存します。