起動ツール

ツールを起動する前に、起動時にMathematica がOriginのkernel Osequencer.exe を実行できることを確認してください。そうでない場合、OriginはMathematica Linkツールが呼び出されたときに起動されるMathematicaカーネルとのみ通信できます。
Originと起動されたMathematicaインスタンスとの間で通信する必要がない場合は、Mathematica内の設定の最初の部分を無視してください。

スタートアップ時にMathmaticaがOriginのカーネルOSequencer.exeを起動するように設定する
  1. Mathmaticaを起動し、メインメニューからEvaluate: Kernel Configuration Optionsを選択します。
  2. 開いたダイアログで、Addボタンをクリックして、Kernel Propertiesダイアログを出します。
  3. Kernelという名前を付けます。Arguments to MLOpen-LinkName "<Origin install folder path>\OSequencer -mathlink -noicon"に設定します。「OSequencer.exe」のパスが必要になります。
    Mathematica link 01.png
    「OSequncer」という名前のカーネルがリストに追加されます。


OriginでMathematicaリンクツールを起動する
  1. Originのメインメニュー接続: Mathmaticaリンクを選択すると、初回起動時はMathematicaのカーネルの位置を尋ねてきます。
  2. Mathematicaのインストールフォルダに置き、「MathKernel.exe」を選択します。
  3. Origin Link for Mathematicaダイアログが開きます。

フォルダー 「C:\Users\<username>\AppData\Local\Temp」にあるファイル「OMAthLinkConfig.INI」を開きます。

[MathKernelExecutable]
Location=C:\Program Files\Wolfram Research\Mathematica\<MathVersion>\MathKernel.exe

Mathematicaインストールフォルダのパスが正しいかどうか確認します。Mathematicaのバージョンが2つ以上ある場合は、より注意が必要です。パスが正しくない場合、

  • 直接パスを変更するか、「OMAthLinkConfig.INI」を保存し直します。それから、Originを再起動します。

または、

  • 「OMAthLinkConfig.INI.」を削除してから、Originを再起動し、正しいカーネルを選択します。